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プロ野球

プロ2年目の24歳・宇佐見が劇的サヨナラプロ1号弾!

10回巨人2死二塁、宇佐見が右越えにサヨナラ2ランを放つ=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 読売巨人の2年目捕手、宇佐見が18日の横浜DeNA戦(東京ドーム)で熱戦に終止符を打つサヨナラ弾を放った。

 激しい点の取り合いとなった一戦。7対7のまま延長戦に突入すると、10回裏2死2塁のチャンスに宇佐見が打席へ。代打で登場した7回の打席では四球、続く8回の打席では空振り三振に倒れていたが、この日3度目となったこの打席では、横浜DeNAの5番手左腕・砂田のカウント3-1からの5球目、甘く入ったスライダーを捉えると、打球はライトスタンド上段へ一直線。全速力でダイヤモンドを一周するとナインからの手荒い祝福を受けた。

 自身プロ初打点が初本塁打。その一発が試合を決めるサヨナラ弾となった宇佐見。試合後のお立ち台では「マシソン投手とカミネロ投手がすごく頑張って投げてくれて、中井さんもつないでくれたのでなんとか返したいという気持ちで(打席に)入りました。最高です。打ったのはスライダーなんですけど、打った瞬間は越えたなあと思いました」と声を弾ませた。そして今月8日の阪神戦でプロデビューを果たしたばかりの男は、本拠地の大歓声に「2年目の宇佐見です。まだまだこれからチームのために活躍できるよう頑張りますので応援よろしくお願いします」と頭を下げた。