- プロ野球
2017.08.17 00:24
横浜DeNA・倉本が地元でサヨナラ打!「最高の結果」

中日に勝利し、お立ち台でポーズをとるDeNA・倉本=横浜【写真提供:共同通信社】
横浜DeNAの倉本が16日の中日戦(横浜)で、投手戦に決着をつけるサヨナラ打を放った。
2回に2点を先制され、打線は中日先発の大野に5回まで散発の2安打に抑えられる苦しい展開を強いられた横浜DeNA。それでも6、7回に1点ずつを奪って同点とし、リリーフ勝負となった9回、中日先発の岩瀬から右中間を破るサヨナラ2塁打を放った。1死1塁からのサヨナラ打に倉本は「嶺井がつないでくれたので、僕も次につなぐ気持ちで打席に入ったが、最高の結果になってよかった」と笑顔。昨年5月の中日戦以来となるサヨナラ打は「覚えています」と即答した。
今季はラミレス采配の特徴のひとつである9番での起用で、上位へのつなぎ役に期待されている。主に6、7番で起用された4月は打率1割台と苦しんだが、9番起用となった5月からは徐々に打率を上げ、8月は1試合を覗いて全ての試合で安打を放ち、2割6分台まで上昇してきた。地元CS開催を狙うチームは、この勝利で2位阪神とのゲーム差を1.5ゲーム差とした。「チームの雰囲気もいいので、これから勢いをつける一打になったと思う」と自画自賛した倉本は、最後に球団タオルを掲げて「I LOVE YOKOHAMA」と叫び、ヒーローインタビューを締めくくった。