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埼玉西武・多和田が今季初完封!千葉ロッテは5位浮上ならず…

今季初完封で4勝目を挙げ、辻監督(左)に迎えられる西武・多和田=ZOZOマリン【写真提供:共同通信社】


 埼玉西武が3対0で千葉ロッテに快勝。多和田が今季初完封で4勝目を挙げた。

 涌井と多和田の埼玉西武の新旧背番号18番対決。試合が動いたのは3回。埼玉西武が1死走者なしから9番・金子が1ボールからの2球目、涌井の142キロの高めストレートを捉えてライトスタンドへ今季4号のソロ本塁打で1点を先制。その後は両先発の好投に好守もあってスコアは動かずも、8回に炭谷がヒットで出塁した後、1番・秋山が涌井のフォークを捉えてライトへ21号2ラン。リードを3点に広げた。

 埼玉西武の先発・多和田は、140キロ台後半のストレートに100キロ前後のカーブを交えて緩急巧みに打者を封じ、9回112球を投げて6安打3奪三振1四球で無失点。「最初からストライク先行でどんどん行けたので、今年一番いいピッチングだと思います」と昨年8月11日の北海道日本ハム戦(札幌ドーム)以来自身2度目の完封勝利を挙げた。

 敗れた千葉ロッテは、先発の涌井が8回まで投げて計116球で6安打7奪三振1四球も2被弾で3失点。打線が繋がらず、勝てば5位浮上となっていた一戦で今季12度目の完封負けを喫した。