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プロ野球

バンデンハークが来日初の2ケタ勝利達成!福岡ソフトバンクが逃げ切り勝ち!

10勝目を挙げ、ファンの声援に応えるソフトバンクのバンデンハーク=ZOZOマリン【写真提供:共同通信社】


 福岡ソフトバンクが3対2で千葉ロッテに逃げ切り勝ち。連敗を2で止めた。

 今季3勝4敗のスタンリッジと同9勝5敗のバンデンハークの両外国人投手による投げ合いで始まった一戦。1回、2回とヒットを許しながら無得点に凌いでいたスタンリッジだったが、3回表に捕まる。福岡ソフトバンクは2死走者なしから3番・松田が17号ソロを放って1点を先制すると、続く柳田の2塁打の後、デスパイネにタイムリー2塁打、中村にはライト前タイムリーが飛び出し、2死からの4連打で3点を奪って試合をリードした。

 千葉ロッテの反撃は4回。3回まで1安打無得点に抑え込まれていたが、この回先頭の荻野の内野安打で出塁すると、角中がライトオーバーのタイムリー3塁打を放って1点。さらに6回裏にはエラーで出塁した荻野を2塁に置いて、再び角中がタイムリーを放って1点差に詰め寄った。

 しかし、福岡ソフトバンクの先発・バンデンハークが、7回に2三振を奪って三者凡退に仕留めた後、8回を岩嵜、9回をサファテがそれぞれ3人で仕留めて逃げ切り勝ち。7回を5安打無四球7奪三振2失点(自責1)と好投したバンデンハークが来日3年目で自身初の2ケタ10勝目を挙げた。

 敗れた千葉ロッテは、先発のスタンリッジも6回8安打ながら3失点と粘りの投球を見せ、打線では角中が2安打2打点の活躍を披露したが、チーム全体としては計5安打のみ。連勝は2で止まった。