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「気持ちだけは切らずに」上原浩治、信頼回復へ1イニング2K斬り


シカゴ・カブスの上原浩治投手が8月4日、ワシントン・ナショナルズ戦の九回に3番手で登板し、打者3人を無安打、2奪三振無失点に抑えた。試合はカブスが2-4で敗れている。

マウンドに上がった上原は先頭のマット・ウィータースを真っ直ぐ2球で追い込む。3球目のスプリットは見逃されたが、続く高めの直球を振らせて三振に仕留めた。ウィルマー・ディフォにもカウント1-2から直球で空振り三振。最後のライアン・ジマーマンは1球で内野ゴロに打ち取った。

上原の好投にファンからは、「相変わらずイニング数を上回る三振奪ってるのはさすが」「ファストボールで打ち取ったシーンカッコ良かったです」「ナイスピッチングでした」「勝ちパターンでも見たいです!」などの声が寄せられている。

現状を受け入れながら前に進む上原

2試合続けてリードされた場面での登板になった上原。7月に11試合登板で9回10安打、5失点、防御率5.00と打ち込まれたことが影響している。カブスのブルペン陣は元からいた選手が好調なところに、トレードでジャスティン・ウィルソンを獲得。チーム内での争いが激しくなっている。

3点ビハインドで登板した2日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦後には、「これからは、こういう展開での登板が増えるだろう」とブログを更新した。チームの決定を「悔しいけど、自分が七月に打たれ過ぎたのが原因…。仕方のないこと」と受け入れ、「ただ、気持ちだけは切らずにやること。メジャーで投げてるんだから」と前を向いた。

上原浩治(2017年8月4日)
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