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プロ野球

“ミギータ”真砂が待望のプロ初アーチ!

オリックスに勝利し、ファンの声援に応えるプロ初本塁打のソフトバンク・真砂=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


福岡ソフトバンクの真砂が3日のオリックス戦(京セラドーム大阪)でプロ初本塁打を放った。

 「8番・ライト」でスタメン出場。5回の先頭で入った第2打席で、オリックスの先発左腕・山﨑福の初球チェンジアップをすくってバックスクリーン右へ放り込んだ。今季が高卒5年目。昨季までは1軍出場がなく、今季出場4試合目、1軍6打席目で放ったプロ初安打が記念すべきプロ初アーチとなった。

 「打った球を覚えてないくらい興奮した。頭が真っ白で、気付いたらベンチで座っていました。素直にうれしい」と真砂。京都・西城陽で高校通算52本をマークし、12年のドラフト4位で入団。昨年秋に日本代表として出場したU-23ワールドカップでは、日本の4番として優勝に貢献するとともにMVPにも輝いた。ニックネームは右の柳田を意味する「ミギータ」。今年1月の自主トレを同行した師匠・柳田とはベンチ前で抱き着き、「やっと恩を返すことができて思わずハグしちゃいました」と照れ笑い。今季開幕前にはブレイク候補として期待されていた次代の大砲が、いよいよ歩き出した。