マイアミ・マーリンズは、今季の開幕投手を務めたエディソン・ボルケスが右ヒジの靱帯再建手術（トミー・ジョン手術）を受けることになったと発表した。通常は復帰まで1年以上かかる。

オフに昨年ボート事故で急逝したホセ・フェルナンデスに代わるエースとして期待され加入したボルケス。6月3日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でノーヒットノーランを達成したが、成績は安定せず今季ここまで17試合に登板して防御率4.19、4勝8敗だった。

左ヒザの故障で離脱中のボルケスは、リハビリ中にヒジの痛みを訴え検査したところ靱帯の断裂が発覚したという。

マーリンズのマイケル・ヒル編成本部長は、「これは痛手だ」と球団公式サイトで語っている。

「我々は先発ローテーションの老練なスタビライザーとして彼を引き入れた。ヒザの故障で彼が離脱することは痛手だったが、ヒジの再建手術が必要と知ってさらに対処が難しくなった」

ボルケスの故障にファンからは、「復帰まで1年半はかかる。2年契約が無駄になったな」「これから手術ということは来年の今ごろ調整をはじめることになるな」「逆にこれだけ故障者が出てて、よく借金5で済んでるとも言える」などの声が寄せられている。