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プロ野球

俊介先制2ラン&福留V弾!阪神が延長戦に勝利して3連勝!

6回、先制2ランを放ち、ナインに迎えられる阪神・俊介=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


延長戦を制した阪神が4対2で中日に勝利。10回表に代打・福留の決勝2ランで後半戦初の3連勝を決めた。

 この試合は中盤5回まで中日・小笠原と阪神・バルデスの両先発がスコアレスの投手戦を展開した。小笠原は7月17日以来となる先発のマウンドを4回まで無安打投球。一方、ハーラートップタイの10勝を挙げているメッセンジャーも隙のない投球で中日打線を封じていく。

 その中で先取点を奪ったのは阪神。6回表、1死からメッセンジャーが安打を放ち、続く俊介の2号2ランで先制した。対して6連敗中の中日が反撃に出たのは7回裏。先頭打者・藤井の2塁打に福田もセンター前の安打で繋ぎ無死1、3塁とすると、遠藤のタイムリー内野安打で1点を返した。さらに2死2、3塁の場面で、京田がショートの正面に放った打球が相手の失策を誘って同点に追いついた。

 その後は両チームのリリーフ陣による好投で延長戦に突入。迎えた10回表、阪神は先頭打者の大和が四球で出塁すると、続く梅野が犠打を失敗も、代打・福留がライトへ9号2ラン。このリードを10回裏のマウンドに上がった守護神・ドリスがきっちり守りぬき勝利に繋げた。

 敗れた中日は今季ワーストの7連敗で借金も最多の14に。福留に決勝弾を浴びた田島は9回からのイニングまたぎとなり、リリーフ陣の苦しい台所事情が露見していた。