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プロ野球

中谷&大山弾で岩田が2年ぶり勝利!阪神が連敗を止めて同率2位!

5回を2点に抑え、グラブをたたく阪神先発の岩田。2シーズンぶりに白星を挙げた=甲子園【写真提供:共同通信社】


阪神が10対3で横浜DeNAに勝利。再び同率2位で2チームが並んだ。

 阪神はファームで4勝5敗、防御率3.32だった岩田が今季初登板。横浜DeNAは3勝3敗、防御率3.05の石田が先発マウンドに上がった。

 先制は横浜DeNAだったが、阪神は2点を追う4回に北条の四球と大山の安打で1、2塁とすると1死後、中谷がレフトスタンドに特大の3点本塁打を放ち逆転に成功。先発・岩田は毎回四球と苦しみながらも5回を2失点で凌ぐ。8回には大山が左中間に2点本塁打を放ちリードを広げると、ここから打線がつながりこの回一挙に7得点を挙げた。

 雨のため7回裏の途中に40分の中断があったが、長期ロード前に最後の甲子園となる一戦を快勝。5回3安打2失点の先発・岩田が2015年9月以来の白星を挙げた。

 横浜DeNAは初回、田中浩の安打からチャンスを作ると相手のバッテリーミスで1点を先制。2回にも1死2塁から倉本の適時打でリードを広げた。しかし、3回まで1安打に抑えていた先発・石田が4回に走者をためると痛恨の逆転弾を浴びてしまう。7回に1死3塁、8回に1死2、3塁と一打同点、逆転の場面は作ったがあと1本が出ず。3番手の砂田がつかまり、9回に桑原がソロアーチを放ったが、焼け石に水だった。