- プロ野球
2025.09.17 09:48
2025年9月16日 一戦必勝の意地が光ったパ・リーグ:オリックスが快勝し連敗ストップ
9月16日はパシフィック・リーグで重要な一戦が繰り広げられ、オリックス・バファローズが千葉ロッテマリーンズを7対3で破り、連敗を4で止める勝利をあげました。先発の田嶋大樹が要所を締め、打線は西野真弘を中心に攻撃の手を緩めず、苦しいロッテを振り切りました。セントラル・リーグでは試合が組まれておらず、パではこの勝利が順位やモメンタムに影響を与える一戦となりました。
京セラドーム大阪に於いて行われたオリックス・バファローズ 対 千葉ロッテマリーンズの一戦では、オリックスが7対3でロッテを下し、チームの意地を見せつけました。オリックスはこれまで連敗が続いていましたが、この日ようやく流れを切ることに成功しました。
投手戦の明暗と先発の働き
先発の田嶋大樹は6回途中まで投げ、2失点に抑える好投でこの日の勝利を引き寄せます。粘る千葉ロッテ打線を要所で封じ、さらに味方打線の援護にも恵まれました。対するロッテの先発木村優人は5回を持たず、自らの投球で試合の流れをつかませることができず、敗戦投手となりました。
攻撃陣の見せ場
打線では西野真弘が光りました。2回に先制の7号2ランホームランを放ち、試合を優位に進めるきっかけを作ります。さらにこの日は3安打3打点の活躍で、打線の中心として存在感を発揮しました。また、4回表に廣岡大志の適時二塁打などで追加点を挙げ、序盤でリードを広げたのがオリックスの勝利につながりました。
流れと勝利の意味
序盤からオリックスが主導権を握る形となり、ロッテは中盤以降に何度か追い上げを図るも、投手陣の踏ん張りや守備の落ち着きが失われず、点差を縮めるには至りませんでした。特にリリーフ陣が継投でしっかりとロッテの攻撃を封じ、オリックスの勝利を支えました。
この勝利でオリックスは連敗から脱し、チームの雰囲気を立て直す1勝となりました。一方、ロッテは順位争いおよびシーズン終盤の戦いで痛い1敗となっています。
この日の試合は、オリックスにとっては一服できる勝利であり、残り試合を戦っていくにあたっての自信材料となるでしょう。打撃・投手ともにいい流れを作れたのが大きいです。特に若手も含めて攻守の連携が見られ、勝利への「意図」が明らかだった点が印象的でした。
ロッテは終盤戦に向けて修正が求められます。先発が序盤に崩れてしまうと、打線で追いかける形になることが多く、逆転される展開が続いています。投手起用や守備での細かいミスを減らし、終盤の粘りを磨きたいところです。
また、この日セントラル・リーグでは公式戦の試合は組まれていなかったため、パシフィック・リーグの動きがより注目を集める一日となりました。リーグ全体の勢力図を見るうえで、オリックスのこのような勝利は順位にも影響を与える可能性があります。