- プロ野球
2025.09.04 11:37
2025年9月3日ダイジェスト:劇的逆転あり、豪快爆発あり!球界が魅せた“勝利の瞬間”たち
プロ野球2025年9月3日は、各地で熱戦が繰り広げられた一日。巨人は逆転でスワローズを制し、ドラゴンズは5回の猛攻で阪神から逆転勝利。カープは粘り強い投手力でDeNAを退け、ライオンズは大量11得点で楽天を圧倒。ロッテと日本ハムの一戦も接戦を制し、ソフトバンクはオリックスを力でねじ伏せる――喜びも驚きも詰まった、まさに“勝利の爽快感”が満ちた一日だった。
まず目を引いたのは、読売ジャイアンツ対東京ヤクルトスワローズの一戦。巨人は終盤までスワローズに追う展開だったものの、粘り腰の攻撃で逆転に成功。勝利投手は森田、さらにはマルティネスがセーブを挙げ、逆転勝ちをしっかり締めくくった。ランバートも力投したが、及ばず試合は5-3で巨人に軍配が上がった。
中日ドラゴンズと阪神タイガースの試合も見逃せない内容に。1点ビハインドで迎えた5回裏、中日は上林の適時打に続き、細川が3ランホームランを放ち一気に逆転。さらに6回には石川昂がソロを叩き込み、リードを広げた。先発の大野は6回2失点と好投し、今季9勝目をマーク。阪神先発・伊藤将も踏ん張り切れず、逆転劇の前に沈んだ。
広島東洋カープvs横浜DeNAベイスターズでも反撃が冴えた。5回裏、1点を追う場面で相手の失策に乗じ2人が生還し逆転に成功。その後、先発・大瀬良が5回1失点と踏ん張り、継投で逃げ切った。広島は大瀬良に加え複数継投でDeNAの猛追をしのぎ、2-1で勝利。大瀬良は今季7勝目を手にした。
パ・リーグでは埼玉西武ライオンズが牙を剥いた。初回、渡部の適時打と山村の3ランで早々に4点を先制。3回にも外崎と山村がタイムリーを放ち6回には平沼が追加点。西武は14安打で11得点の猛攻を見せ、投げては先発・與座が5回2失点と粘り、今季6勝目をあげた。楽天は投手陣が崩れ、試合は11-6で西武が圧勝した。
千葉ロッテマリーンズと北海道日本ハムファイターズの対戦はロッテが接戦を制す。4回に藤岡が4号ソロホームランを放ち先制し、そのままリードを保った。勝利投手はロッテの種市(6勝7敗)、金村が敗戦投手となった。試合時間は2時間33分、入場者数は24,530人と好ゲームにファンも魅了された。
最後に、福岡ソフトバンクホークスはオリックス・バファローズ相手に快勝。スコアは7-1と大差で、強さを見せつける内容だった。
総じて言えば、9月3日はセ・パ両リーグで“逆転あり・打線爆発あり・投手力も光る”多彩な展開が印象的な一日でした。ブランクを打ち破る一打、投手の勝負強さ、チーム力が光った日――ファンにとって、思い出に残る締めくくりとなったことでしょう。