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今年も笑顔で実施!JERAセ・リーグ CHALLENGE「シティクリーンプロジェクト」広島&ヤクルト編!多くの人が訪れる“宮島&神宮外苑”を清掃し、より美しく!【PR】

 プロ野球セ・リーグ公式戦のタイトルパートナーであり、日本最大の発電会社として脱炭素社会の実現に挑んでいる株式会社JERAでは、挑戦を続ける選手や彼らを支える球団スタッフ、そしてファンとともに“かけがえのない日常がずっと続く未来”を目指して
「JERA セ・リーグ CHALLENGE」を繰り広げている。

 その一環として、セ・リーグの球団とファン、JERAが協力し、街の清掃活動を行う「シティクリーンプロジェクト」が年間を通して実施され、今年で2年目を迎える。今回は広島東洋カープと東京ヤクルトスワローズの2球団の取り組みを紹介したい。

■広島東洋カープ(2024年9月1日@宮島)

 2024年3回目となる「シティクリーンプロジェクト」の開催地は、広島県廿日市市の宮島・有の浦海岸。広島東洋カープファンの小中学生とその保護者の33組93名が参加し、活動が実施された。

 日本三景の一つであり、世界遺産に登録されている厳島神社のある「宮島」。受付会場の「etto宮島交流館」には開会式前から多くの参加者で賑わった。参加特典としてバケットハット、FCオリジナル クリアファイル、風車カチューシャが配布され、子どもたちは大いに喜んでいた。

 開会式には球団OBの天谷宗一郎さん、中田廉さん、今村猛さん、横山弘樹さん、マスコットのスラィリーが登場。参加者は大きな拍手で出迎え、和やかなムードのまま清掃エリアである有の浦海岸に徒歩で移動。参加者は二手に分かれ、海岸に落ちているゴミを貸し出されたトングで拾っていた。

 参加者によると、ゴミはペットボトルや発泡スチロールなどが多く、巨大な発泡スチロールを手にする子どもの姿も。中には牡蠣の養殖で使われるチューブもあったそうだ。台風一過となったこの日は快晴。まだ夏の暑さが残る気候だったが、子どもたちは元気に砂浜を歩き回って、隅々までゴミを探していた。

 球団とJERAがこうした環境活動をしていることに対しては肯定的な意見が多く、「子どもの教育にも良いし、考える良いきっかけになったと思う」、「自分たちの町を自分たちで綺麗にするのは良いことだと思う」といった保護者からの声が上がった。

 参加した球団OBの4名も「こんなゴミがあった」、「このゴミ大きいね」と参加者とコミュニケーションを交わしていた。球団OBとの交流を楽しみにしていた人も多く、「地元を綺麗にして、OB選手とファンが交流させてもらえることは良いと思う。また参加してみたい」という声も聞かれた。その交流はOB選手にとっても有意義な時間となったようで、「現役を引退しても『サインください』とか『写真撮ってください』と言われるのは凄く幸せなことだと思うし、ありがたいの一言です」と天谷さんは話していた。

 約40分間の清掃活動を終えた後は厳島神社の大鳥居をバックに記念撮影。参加者は球団OB、スラィリーとともに写真撮影。参加者からは「ゴミのことを意識するようになった。OB選手と交流できて楽しかった」、「もっと大々的にやっても良い。年に1回じゃなくて、3ヶ月に1回すると、より認識が高まってくると思う」といった声が聞かれ、球団OBもそれぞれが充実した表情を浮かべ、横山さんは「社会意義としても素敵なことだと思いますし、それに僕たちを交えさせてもらっていることにも凄く感謝しています。そういうところでもっと自分が貢献できる存在になれたら嬉しいです」と語り、笑顔を見せていた。
 

■東京ヤクルトスワローズ(2024年9月7日@神宮外苑)

 2024年4回目となる「シティクリーンプロジェクト」の開催地は、東京ヤクルトスワローズ。本拠地・神宮球場のある神宮外苑で開催され、球団公式ファンクラブSWALLOWS CREWに加入している小学生とその保護者43組86名が参加した。

 開会式が始まる午前10時の時点で気温30度を超える暑さの中、参加者には受付でグリーンカラーの「TOKYO燕パワーユニフォーム」がプレゼントされ、軍手、トング、ホウキ、そしてゴミ袋などの道具も配られた。そして球団公式ダンスチーム「Passion」メンバー 5名(RUNA、 MINII、JUNA、AKANEKO、RINA)に加えて、球団OBの五十嵐亮太さん、坂口智隆さんがゲストとして参加した。

 今回の清掃場所はイチョウ並木から青山通りにかけてのエリアで、A班とB班が両側に分かれて出発した。この美しいイチョウ並木は、ヤクルトの選手たちが試合前に練習するグラウンドから見える位置にあり、「僕にとっても思い出深い大切な場所」と五十嵐さん。開始前は「いつも綺麗に保たれているから、ゴミはあんまりないかもね」とこぼしていたが、いざ歩いてみると、落ち葉の間やベンチの下に、タバコの吸い殻やお菓子の袋、空き缶やペットボトルなどが落ちており、坂口さんの「隅々まで探して、ゴミとひとつ落ちていないようにしよう!」との掛け声の通り、参加者は次々とゴミを見つけ出し、丁寧に拾い上げた。

 イチョウ並木の下は陰になっており、「やっぱり緑って大切だね」と涼しさを感じる参加者たち。だが、その緑のトンネルを過ぎると頭上から太陽の光が直接降り注ぎ、汗を拭いながらのゴミ拾い。それでも子どもたちは「あ、ゴミ見つけた!」、「こっちにも落ちてる!」とうれしそうな声を上げ、さらには五十嵐さん、坂口さん、そしてPassionのメンバーと楽しく会話。「誰のファンなの?」というところから、「今年のヤクルトはね」と今季の戦いぶりを談義する場面も。水分補給と写真撮影も行いながら、笑顔とともにゴミ袋が大きく膨らんでいった。

 清掃活動は11時に無事に終了。より一層、綺麗になった神宮外苑の街に参加者たちも満足気な表情で「楽しかったです」、「改めて探すと、ゴミってたくさん落ちてるんですね」という声や「五十嵐さんと坂口さんと一緒に歩いて、話すことができたので興奮しています」、「いい思い出になりました」などの声が聞かれた。さらに開会式では「JERAって何?」と首を傾げていた子どもたちも、清掃終了後は「電力会社!」と胸を張って返答。五十嵐さんからは「将来、プロ野球選手になるのもいいけど、JERAに就職するのもいいかもね。その時は面接で“シティクリーン活動に参加しました”って言うんだよ!」と冗談混じりのアドバイスも。最後は参加者全員で記念撮影を行い、充実した笑みを浮かべていた。

 日本最大の発電会社であるJERAは、再生可能エネルギーの積極的な導入や、CO2を出さないゼロエミッション火力発電の実現などを通じて、脱炭素社会の実現に挑戦しており、子どもたちが大好きな野球をいつまでも楽しめる未来のため、「引き続き皆さまのご協力をお願いいたします!」と訴えている。