BASEBALL GATE

大学野球

法大・内海貴斗のサヨナラ本塁打で法大が東大に先勝!【ハイライト動画 10/22 秋季東京六大学野球 東京大学vs法政大学】

■東京大vs法政大1回戦
東大 001 000 000=1
法大 100 000 001X=2
【東】井澤、●松岡由-松岡泰
【法】篠木、塙、○武冨-村上
本塁打:東大・浦田《3回ソロ》、法大・内海《9回ソロ》、

◎法政大・加藤重雄監督
「最後はホームランが出て勝ちましたけど、それまでは互角で、また今日も胃の痛い試合でした。それでも最後まで粘り強く戦ってくれて、勝利してくれて良かったです。(明日に向けて)やはりここ一番でヒットが出ない。ここまでいいところが出せないリーグ戦、予想外の戦いになった。とにかく東大戦は自分たちのプレーができるように、それだけを心がけろと選手たちには言いました。(捕手の村上は)ドラフトで指名されたからという訳ではないですけど、東大が走ってくるということは分かっていた。スローイングがいいので、正直、バッティングは期待せず、盗塁を阻止してくれることだけを期待して起用しました。明日を最後、明後日がないように頑張りたい」

◎法政大・内海貴斗(3年・横浜)
「4年生が最後になってしまうので、お世話になった先輩のために頑張ろうと思っていました。(9回裏のサヨナラ本塁打は)練習で出ている以上のモノがでた。ホント、完璧というか、打った瞬間、入ったと思いました。自分で決められたら最高だなと、ただ打席を楽しんだ結果です。あまり狙ってやろうとは思っていなかったです。初球にスライダーが外れたので、ある程度の予測でストレートが来るだろうと思っていました」

◎法政大・村上喬一朗(4年・東福岡)
「(ドラフト指名後の試合に)育ててくれた神宮球場に対する恩返しができたらと思って、自分らしいプレーをすることを意識しました。(2安打1四球&盗塁阻止の活躍に)今まで4年間、努力してきたことが最後、結果に出て自信になりました。(盗塁阻止は)だいだい相手のデータも分かっているので準備がしっかりできていた。自分の思い通りに後手に回らずに守れたかなと思います。明日もしっかりみんなを盛り上げて勝ちたいと思います」

◎東京大・井手峻監督
「狙った通りの試合でしたけど、思い通りにはならなかった。もうひと押し。相手のキャッチャーに防がれた。素早いスローイングにやられた。(先発の井澤は)立ち上がりはちょっとおかしいなと思いましたけど、2回ぐらいから立ち直って、務めは果たしてくれた。(悔やむなら)阿久津の(9回の)バントかな。(明日は)負けるともう最後ですから惜しまずに行きます」

◎東京大・松岡泰希(4年・東京都市大付)
「(9回のサヨナラ被弾は)おかしなことを言うんですけど、9回の守備に入る前に、でっかいのを打たれるようなイメージが浮かんで、(5番の)浦にセーンターフライを打たれて『あ、これか』と思って、『良かった、良かった』と思っていたんですけど…。しょうがないです。失投しても大怪我はしないと思っていたんですけど、出会い頭に打たれた感じです。(打たれたのは)ストレート。(配球は)難しいですね。明日から2連戦のつもりで、全部出し切りたい」