- 大学野球
2022.09.10 17:50
秋季リーグ開幕!明大と東大の初戦は接戦の末、両者譲らず引き分け【ハイライト動画 9/10 秋季東京六大学野球 明治大学vs東京大学】
■明治大vs東京大1回戦
明大 001 110 000=3
東大 003 000 000=3
【明】村田、石原、蒔田-蓑尾
【東】井澤、鈴木健、松岡由-松岡泰
◎明治大・田中武宏監督
「(先発の村田は)オープン戦で一番安定していた。(3失点した3回は)ボールを放ってくれないかなと思っていたんですけど、元々コントロールがいいのでストライクを投げてしまったね。春とは違って(全5カードを)10試合で終わるつもりだったんですけど、これで最低でも11試合。(打線は)各打者が対応できていなかった。感覚のズレがあったかなと思う。3番、4番に打ち損じがあった。硬さがあったと思います。(東大投手陣は)井澤君にしろ、松岡君にしろ、ボールに力がある。そんなに大量得点を取れるとは思っていなかった。フォアボールが1つだけですから、そうなるとこういうゲームになる」
◎明治大・村松開人(4年・静岡)
「チームが引き分けだったので、勝ち切れなかったという悔しさがあります。もっと試合の中で消せるミスをしっかりとなくして明日の試合に臨みたい。(打席では自身2安打)たまたまです。チームバッティングをしようと意識していた結果、たまたま抜けていってくれた。(主将として)自分が引っ張っていかないといけない。集中してゲームに入っていけるようにしたい。(優勝した)春のリーグ戦も力の差がなかった。そういう精神的な面をしっかりとチーム内で共有して、次の試合に向かいたい」
◎東京大・井手峻監督
「残念です。勝たないと疲れますから。オープン戦の後半に打線が良くなってきて、ピッチャーを中心に守れれば勝負になるかなと思っていた。なんとか勝点を狙っていきたい。もうひと粘り、後半にもうひと攻撃したかったね。」
◎東京大・井澤駿介(4年・札幌南)
「春まではフォアボールが多くて、球数がかさんでしまって、終盤に打たれることが多かった。今日は序盤からしっかりとストライク先行で打たせて取ることができた。点は取れても最少失点でしたし、自分の中ではいいテンポで投げられたかなと思います。春までは際どいコースを最初から狙っていたんですけど、ある程度、自分のボールの球威でファールを取れるようにもなってきたので、追い込むまではコースというよりかはゾーンにしっかりと投げ込んで打ち取ることを練習してきた。それが結果として出せたかなと思います。多少なりとも自信になった。明日、明後日と試合が続いて(明大打線が)対策はしてくると思いますけど、僕の中でのテーマは変えずに、今日みたいなピッチングができればいい(プロ志望届を出した後のマウンドに)特別な意識はない。チームとして最下位脱出がテーマなので、そこに向けて全力で投げるだけです」