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大音主将「言葉では言い表せない」 2017年秋以来7季ぶりの白星!【ハイライト動画 5/23 春季東京六大学野球 法政大学vs東京大学】

■法政大vs東京大2回戦
法大 000 000 000=0
東大 010 100 00X=2
【法】●山下輝、平元、古屋敷-大柿
【東】○奥野、西山、井澤-松岡泰

◎東京大・井出峻監督
「夢のようです。嬉しいです。選手が前向きに練習してくれるので、私はそれに乗っかっているだけです。本当に勝てるのかと思いはあった中で、前の監督も『勝つ時は“スッと”いくぞ』と言われていましたが、その通り“スッと”いったので良かった。継投はどうなるかわかりませんでしたけど、うまくいきました。攻撃でも守りに入らず、点が入らなくてもどんどん攻めていったのが良かった」

◎東京大・大音周平主将(4年・湘南)
「むちゃくちゃ嬉しいです。今はまだフワフワした気持ちです。言葉では言い表せない。いろんな感情が混じっていて…、やっと勝てたという感じです。今シーズン、いい試合をしていても負けて…、でも負けた後でもみんな前を向いて、そこで出た課題に取り組んできた。今日はみんながいい役割を果たして、その課題を克服できた。コロナ禍で練習時間は限られていましたけど、ピンポイントでできるプレーを練習して来た。またもう1回、どうやったら勝てるのかを、攻撃でも守備でも見つめ直して、また新しいチームとして秋に臨めるようにしたい」

◎法政大・加藤重雄監督
「昨日の試合展開が薬になって、今日はアップも時間をかけてやって、気持ちも体も集中したはずなんですけど、如何せん、元々課題だった打線が、もう1本どころか、チャンスも作れなかった。言いたくないですけど、力負けです。反省は十分するべきです。一生懸命やっていても雑なプレーになっている。いい選手は揃っている。秋に向けてしっかりと練習して行きたい。失礼な言い方かも知れませんが、我々(が学生だった)の時の東大さんとは違って、互角の力がある。本当に一生懸命に戦わないと勝てない。今日は本当に完璧に抑えられた。痛い勉強をさせてもらった」

◎法政大・三浦銀二(4年・福岡大大濠)
「ヒットも4本しか出ていないですし、守備でも雑なプレーが多かった。今の我々の実力がすべて出たんだと思う。チームとして、勝てないことを真摯に受け止めて、課題を修正して、また強い法政を作って戦えるよういしたい」