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初の首位打者獲得へ!秋山4の4で打率リーグトップに躍り出る!

西武―オリックス  7回西武1死二塁、秋山が左中間に適時二塁打を放つ=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


 埼玉西武の秋山が25日のオリックス戦(メットライフ)で4打数4安打の大暴れ。今季の通算打率を.330へ上げてリーグトップに踊り出た。
 
 「チームはディクソン投手にやられていたので、とにかく出塁することを考えて、良いバッティングができたなと思います」と秋山。いつも通りに「1番・センター」でスタメン出場すると、初回の第1打席でレフトへ、3回の第2打席でセンターへヒット。ともに得点には繋がらなかったが、5回無死1、2塁で迎えた第3打席では3球ファウルで粘った後のディクソンの149キロ内角ストレートを捉えてライトフェンス直撃のタイムリー2塁打。さらに7回の第4打席では、オリックスの3番手・大山に対して再びファウルで粘った後の10球目のストレートを捉えて、今度はレフトフェンス直撃のタイムリー2塁打。タイムリー2本を含む4安打の固め打ちを披露。この日試合が中止となった柳田(福岡ソフトバンク)を抜いて打率リーグトップに立った。

 2年前の2015年に年間216安打を放ってのプロ野球記録を樹立した稀代のヒットメーカーだが、同年は打率.359の高打率ながらもトリプルスリーを達成した柳田に4厘及ばずに打率リーグ2位に甘んじた。23日の試合でも18号3ランを含む3安打をマークした秋山。初の首位打者獲得へ向け、さらなる上昇気流に乗った。