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広島東洋・野村が岐阜の舞台で6勝目&読売巨人戦今季初勝利!

巨人―広島  巨人戦に先発して6勝目を挙げ、ファンの声援に応える広島・野村=岐阜【写真提供:共同通信社】


 広島東洋の野村が、25日の読売巨人戦(岐阜)で7回3安打無失点の好投で今季6勝目を挙げた。
序盤から相手先発・マイコラスとの息詰まる投手戦を展開。初回に2安打を許したが、「点を与えなければ勝てると思っていた」と無失点に抑えると、続く2回1死2塁のピンチも焦らずに後続を打ち取って無失点。そして3回以降は1四球のみの無安打という快投で7回まで投げ切った。試合後は「粘り強く投げられたと思います」と笑みを見せた野村。対読売巨人戦は今季4度目の先発で初勝利。「勝ててなかったのでなんとか勝ちたいと思って強い気持ちで投げました」と笑みを見せた。
 
 昨季は16勝3敗、防御率2.71の好成績で、最多勝と最高勝率のタイトルも獲得した野村。エースとして迎えた6年目の今季は、前半戦で思うように白星が伸びなかったが、防御率は昨季を上回り、この日を終えて2.42とした。昨季、地方球場3試合で3勝0敗、防御率1.80だった男が、岐阜での勝ち名乗りから、アクセルを踏み直した。