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投手戦の末、勝敗つかず引き分けとなり両校0.5ポイント【ハイライト動画 10/25 秋季東京六大学野球 早稲田大学vs立教大学】

■早稲田大vs立教大
早大 010 000 000=1
立大 010 000 000=1
【早】徳山、西垣、山下、柴田-岩本
【立】中﨑、中川、宮海-竹葉
本塁打:立大・山田《2回ソロ》

◎早稲田大・小宮山悟監督
「この立大戦から4つ取れば(4勝すれば)優勝という目標ができた。それを強く意識させすぎたのかも。今まで通りノビノビやってくれると思っていたが、思うように体が動いていなかった。優勝の経験がないからプレッシャーがあったのかなと思う。借りてきた猫、のような状況だった。これで最後の早慶戦を2つ取らないといけなくなった。2週間、じっくり鍛えなおしたい。(7回の熊田のダイビングギャッチは)紙一重のところ。素晴らしいプレーだった。プレッシャーとか何も感じてない。そういう思い切ったプレーをできる環境を作っているのは4年生。ダグアウトでも下級生に声をかけながらやってくれている。次の早慶戦では、早川の(ドラフトで)行き先が決まっている。優勝して早川をプロに送り出したい。打線に頑張ってもらいたい」

◎早稲田大・早川隆久(4年・木更津総合)
「ベンチにいて打者を盛り立てるとか、キャプテンとしてベンチワークができなかった。勝ち切りたかった。(早慶戦は)優勝がかかった試合というより。夏に負けた慶應にやり返すつもりで勝ち切りたい。4年生が団結して戦って、下級生に良い思いをさせたい。(ドラフト会議を翌日に控え)明日に向けては特に考えることはないので、次の早慶戦に向けて体のケアをしっかりして、ドラフトの瞬間を迎えたい。多分、寮の自分の部屋で見ている可能性が高いと思います」

◎立教大・溝口智成監督
「やっている感じとしては『よく負けなかったな』という感じ。追いつめた感じはなかったです。(宮投手が)三振もだいぶ取れていた。良かったと思う。(首位打者争いの竹葉は)出来過ぎです。本人も驚いている感じ。コンパクトに逆方向へとか、しぶとく単打狙いをしていることが功を奏している。そういう技術がついた感じはします。(7回は竹葉の当たりを相手の好守に阻まれるたが)優勝争いしている早稲田さんだからこそ出るプレー。紙一重のように見えるが、捕られてしまえば『そうだよな…』感じてしまう。全体的に上位打線が機能しなかったことが痛かった」