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明大が先制されるも中盤に追い上げをみせ引き分けに持ち込む【ハイライト動画 9/20 秋季東京六大学野球 早稲田大学vs明治大学】

■早稲田大vs明治大
早大 300 000 000=3
明大 000 011 100=3
【早】西垣、森田直、山下、柴田、徳山-岩本
【明】髙橋、竹田、磯村、入江-篠原
本塁打:早稲田大・丸山《1回3ラン》、明治大・植田《6回ソロ》

◎早稲田大・小宮山悟監督
「継投は予定通り。完璧な投球を期待して送り出してはいますけど、学生なのでそれもできない。ドローでとりあえずは、という感じですね。リードしている展開がずっと続いていたので、そこであと1本出ていればというのはやっている選手たちが一番わかっている。今季は10戦全勝で終わらせるつもりでいたので、引き分けでの0.5ポイントいうのは肩透かしかな。選手たちには『1勝1敗は負けに等しい!』と言ってきたんですけど、1勝1分けについては言っていなかった…。(先制3ランの丸山は)今日の3ランもそうですが、昨日のタイムリーも大きかった。申し分ない働きをしてくれている。ファーストというポジションは本人にとっては不本意かもしれないけど、文句を言わずにコンバートを承諾してくれた。ベストナインを獲らしてあげたい」

◎早稲田大・丸山壮史(3年・広陵)
「(初回先制3ランは)2アウトだったので、ボールを叩いて3塁ランナーを還そう、何としても1点取るんだという気持ちで打席に入った。打ったのは真っ直ぐ。まさか入るとは思わなかった。バッティングカウントだったので、真っ直ぐを狙って思い切っていった。やっと掴んだチャンスなので、今は必死にやっています」

◎明治大・田中武宏監督
「立ち上がりにホームランで3点ビハインドというのは予想していなかった。非常に悪い流れになった中、まず1点を取れたのが大きかった。入江を最後に投げさせると言っていたので、その安心感がチームの中にあったのではと思う。入江はビハインドの展開でも投げさせようと思っていた。昨日は入れ込みすぎて周りが見えなかったが、今日はマウンドの上で私と何回も目があった。同じ151キロでも違うなと感じました」

◎明治大・入江大生(4年・作新学院)
「(自分が)投げる展開にチームのみんなが持ってきてくれた。ここで点を取られたら明治の11番を返そうと思って、絶対に点を取られないぞという気持ちでマウンドに上がった。昨日からはセットポジションのフォームを修正した。でもそれよりも気持ち。昨日も言いましたけど、今日は人格を変えていこうと思った。また違った自分を来週以降も見せられたらと思います」