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選手だけではない!開幕に向けて合宿に打ち込むチアリーダーたち【普段見られない、チアの裏側 PART1】

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 3月上旬、プロ野球の各球団はキャンプを打ち上げ、オープン戦を活発に行うようになった。日に日に大きくなる球春到来の足音を、多くのプロ野球ファンは心地よく感じていた。

 そんな中、選手たちと同様にシーズンに向けて練習に打ち込む女性たちがいた。それが、
プロ野球の試合の花形であるチアリーディングのメンバーたちだ。



【今年の「diana」は1年目と2年目だけのフレッシュなチーム】

 今や、プロ野球の大きな魅力の一つとなったチアリーディング。スタジアムを彩る彼女たちの姿は、今やプロ野球の試合に欠かせないものとなり、その華やかな笑顔に虜となるファンも多くいる。

 だが、そんな華やかな彼女たちも、厳しい練習を積み重ねていることをご存じだろうか。今回は、チアリーディングの練習に密着し、シーズン開幕に向けた取り組みに迫った

そこで今回密着したのは、横浜DeNAベイスターズのオフィシャルパフォーマンスチームである「diana(ディアーナ)」だ。 選手にとってのシーズンの開幕は、彼女たちにとっての開幕でもある。
彼女たちは今年3月、よりチーム一丸となって開幕を迎えるべく、メンバーが寝食を共にする二泊三日の合宿を敢行したのだ。

 「今年は2年目のメンバーの11人と新メンバーの9人で構成されている、経験がまだまだ浅いチームです。この合宿では(振り付けを)細かいところまで合わせたり、列やラインが揃うようにしっかり揃えていこうという目標があります」

 そう語るのは、延原雅代マネージャーだ。若いチームとあって、「お客さんと選手の架け橋になる」という意識がまだまだ足りないと感じている延原マネージャーは、より強い情熱を持ち、がむしゃらに頑張る姿勢をこの合宿で求めていると語る。


ダンスに励むYayoiさん


【『diana』は20人全員でパフォーマンスをする】

 実力不足や情熱の欠如を痛感しているのは、メンバーも同じだ。
 今年からキャプテンを務めるYayoiさんは、合宿に入る時点での心構えからすでに出来ていなかったと語り、思うようにチームがまとまらない現状にもどかしい思いを抱く。

 「合宿が始まる前に、ダンスコーチから合宿の目標は立てたかと聞かれて、『あっ立ててない』と思って。 そういうところがダメなんだなと思い、始まる前から『ヤバイな』と感じてしまいました。ここまでなかなか上手くいってなくて、難しいなと感じています」

 そんな状況を打破するために、Yayoiさんが心掛けているのが、練習以外でもコミュニケーションを積極的に取ることだ。まだ1年目だった昨年の合宿で、コミュニケーションがチームのまとまりに繋がることを感じたYayoiさんは、練習意外でも積極的にメンバーに話しかけることを意識していると話す。

 「『diana』は、メンバー20名全員でパフォーマンスをします。そのためチームワークが強いと聞いてきました。その環境にも感謝して、もっとチームワークを強くできるようにやっていきたいと思っています 」


自分の振り付けを確認しながら踊るFukoさん


 一見、華やかに見えるチアリーディングも、地道な努力を積み重ねることによって作られる。今シーズンの「diana」はその事実と向き合い、開幕に向けて悪戦苦闘しているのだ。

Part1はここまで。Part2では、『diana』がこれから目指していく道、そしてマネージャー延原氏が考える『diana像』についても迫っていきます。