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Ballpark Trip

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オフィシャルショップ内、最大の品揃え!「BAYSTORE HOME」は、訪れるたびに野球観戦が楽しくなる場所を目指す【Ballpark Trip vol.11】

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 プロ野球界に新しい風を吹き込んでいる横浜DeNAベイスターズ。そんな横浜DeNAは様々なショップを手がけており、にわかに注目を集めている。そんな横浜DeNAの運営するショップを4回に渡ってお伝えしていきたい。

 第3回目となる今回は2019年3月にオープンしたばかりの「BAYSTORE HOME」(ベイストアホーム)だ。横浜スタジアムの横浜公園内の外周(Yデッキ)3ゲート・4ゲート間に位置するこの店舗は、いわゆるグッズショップのくくりになる。しかし、多くの野球ファンが想像するグッズショップとは一線を画している。

「BAYSTORE HOME」(ベイストアホーム)の外観

【BAYSTORE HOME(ベイストアホーム)の外観】

 それは店舗入口からも窺い知れる。これほどまでにオシャレな入口のグッズショップがあるだろうか。一歩店内へと足を踏み入れれば、そこはグッズショップとは思えない。マネキンからしてオシャレ感満載である。

【BAYSTORE HOME(ベイストアホーム):アパレルショップのようなマネキン】

【アパレルショップのようなマネキン】

 どうやったら、プロ野球チームのグッズショップがオシャレになるのだろうか。その秘密を明らかにすべくMD部販売・営業グループ五十嵐洋太さんに話を伺ってみた。

【BAYSTORE HOME(ベイストアホーム):五十嵐さん】

【MD部販売・営業グループ五十嵐洋太さん】

【BAYSTORE HOME(ベイストアホーム):店舗内】

【BAYSTORE HOME(ベイストアホーム)の店舗内】

 入り口を入るとわかるが、こちらの店舗は広い。ごみごみした感じがなく開放感も備わっている。

 五十嵐さんによると「『BAYSTORE HOME』は今まであった『BAYSTORE NAIYA2F』と『BAYSTORE NAIYA3F』の2店舗を統合したんです。『BAYSTORE NAIYA2F』と比べると面積は約2.6倍になりました。それに伴いグッズの量も過去最大になりました」とのこと。

 また、「限られた店舗内にどさっと商品を置く、というようなグッズショップにはしたくかったんです。アパレルや雑貨などを含め、世の中のあらゆるショップに負けず劣らずお客様が訪れて楽しいお店を心がけました」とも。

 やはり、広い、そしてゆったりという感覚は間違っていなかった。それも偶然そうなったわけではない。あらかじめコンセプトを持って設計されていたのである。

【BAYSTORE HOME(ベイストアホーム):オシャレな雰囲気が漂う】

【オシャレな雰囲気が漂う】

 また、グッズショップだけではなく横浜スタジアム全体として、球場に来ていただくお客様にはより快適で楽しい時間を提供したいと考えているという。

 五十嵐さん「グッズショップにおいては入店やレジの待機列が課題としてありました。これではお客様に満足を提供することができないと考え、その悩みを払拭するために球場の増築・改修工事をきっかけとし、約4mの天井高、店舗入り口の開口部が最大約6mとなるなど、開放感のある店舗へ生まれ変わりました。約3000点の品ぞろえの中からお目当てのグッズ探しを楽しんでいただける空間です」と教えてくれた。

 店舗はスタジアムの横にあるだけに試合がある日は入場制限がかかることもあるほど賑わっている。一方で試合のない日はどのような状況なのだろうか。

 五十嵐さんに伺ってみたところ「試合がない日は、より一層きめ細やかな接客を心がけています。『〇〇選手のユニフォームが欲しい』といったご要望を受けて、その商品を紹介して終わりにはせず、スタッフがご要望を丁寧にお伺いし、コーディネートや商品のご提案など『プラスアルファ』のサービスを心掛けています」との答えが返ってきた。

 スタッフひとりひとりが、お客様の求めているものに「プラスアルファ」を提案するというのはまさに一流のアパレルショップのようである。お客様も知らなかったアイテムや気づかなかったコーディネートを知る切っ掛けとなることは間違いない。一歩、いやそれ以上進んだ接客と言っても差し支えはないだろう。

【BAYSTORE HOME(ベイストアホーム):五十嵐さん】

【MD部販売・営業グループ五十嵐洋太さん】

 最後に五十嵐さんからメッセージを頂戴した。

 「わたしたちはグッズショップの枠組みを超えたいという思いがあります。横浜は街じたいにもオシャレなイメージがあります。そのなかで、『ベイスターズのグッズって普段使いできるし、オシャレだよね』って言ってもらえるようなグッズを取り揃えていきたいです。まずはお店に足を運んでみてください」

 訪れる度に野球観戦が楽しくなる、より快適で楽しい店舗をコンセプトとして掲げながらも、日常的にも使えるようにさまざまなグッズを展開している「BAYSTORE HOME」。グッズショップの枠組みを超えて、大きく羽ばたこうとしている。数年後には横浜という街の新たな観光名所となっているかもしれない。

【BAYSTORE HOME」(ベイストアホーム):笑顔のスタッフさん】

【BAYSTORE HOME(ベイストアホーム)笑顔のスタッフさん】

【BAYSTORE HOME」(ベイストアホーム):ユニフォームももちろん販売されている】

【ユニフォームももちろん販売されている】

(記事/写真:勝田聡)