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2017.07.12 23:03
【7月12日プロ野球全試合結果】日本ハム・大谷翔平が今季初登板も29球で降板、楽天の貯金は今季最多26、ヤクルトが10連敗
■巨人、村田修一が値千金の決勝犠飛…ヤクルトは泥沼の10連敗
巨人は7月12日、東京ドームでヤクルトと対戦。村田修一内野手が値千金の決勝弾を放つ活躍を見せ、8-3で勝利した。
巨人は1-1で迎えた4回裏、村田が今季第5号のソロ本塁打を放ち2-1と勝ち越しに成功。5回裏には、走者一、二塁の好機に坂本勇人内野手が適時二塁打を放ち3-1。続く好機に村田が犠飛を放ち、4-1とリードを広げた。さらに満塁の場面で亀井善行外野手に走者一掃の適時打が生まれるなど打線がつながり、7-1と大量リードを奪った。
投げては、先発の宮國椋丞投手が5回1失点の好投で今季初勝利。敗れたヤクルトは巨人と同じ12安打を放ちながらも拙攻で3点。投手陣は振るわず、泥沼の10連敗を喫した。
■西武が3連勝、ファイフが来日初勝利…ロッテは4連敗で借金30に
西武は7月12日、メットライフドームでロッテと対戦。先発のファイフ投手が5回2失点の好投を見せるなど投打がかみ合い、6-3で勝利した。
西武は4-3と1点をリードして迎えた7回裏、山川穂高内野手が今季第4号のソロ本塁打を放ち5-3とすると、8回裏には走者三塁の好機で、浅村栄斗内野手が適時打を放ち6-3とリードを広げた。
投げては、ファイフ投手が来日初勝利。敗れたロッテは9安打を放つも好機を生かせずに泥沼の4連敗。借金は30に膨らんだ。
■日本ハム、今季初先発の大谷翔平が白星飾れず…2回途中4失点で降板
日本ハムは7月12日、京セラドーム大阪でオリックスと対戦。今季初先発の大谷翔平投手に注目が集まるも、制球が乱れるなど29球で降板。試合はオリックスが6-3で勝利した。
5位に低迷する日本ハム。今季初の先発マウンドに上がった大谷に託すも、オリックス打線を相手に2回途中4失点、3四球と乱調。初回こそ無失点で切り抜けたものの2回につかまり、勝利を手繰り寄せることはできなかった。
対するオリックスは、先発の金子千尋投手が打線の援護を受けながら、5回3失点で今季7勝目。打っては2回裏の満塁の好機で、伊藤光捕手が放った走者一掃の適時打が決勝打となった。
■阪神が3連勝、大和が同点打&決勝打で逆転勝利…中日はリリーフ陣が誤算
阪神は甲子園球場で中日と対戦。中盤まで劣勢に立たされるも大和の決勝打が飛び出し、5-
4で接戦をものにした。
阪神は1-4と3点ビハインドで迎えた6回裏、走者一、三塁の好機を作ると、中谷将大外野手が適時打を放って1点を返す。さらに続く2死満塁の好機で、大和内野手が適時打を放ち4-4の同点。8回裏には再び大和が適時打を放ち、5-4と勝ち越しに成功した。
投げては、3番手で登板したマテオ投手が今季6勝目。敗れた中日は3点のリードをリリーフ陣が守り切れなかった。
■楽天、4連勝で貯金は今季最多26…岸孝之がソフトバンク打線を6回零封
楽天は7月12日、ヤフオクドームでソフトバンクと対戦。先発の岸孝之投手が6回無失点の好投を見せ、2-0で勝利した。
楽天は0-0で迎えた5回表、指名打者・ペゲーロが今季第20号となる豪快な2点本塁打をたたき込み先制。以降は得点を奪えずも、岸をはじめ、後を継いだリリーフ陣がソフトバンク打線を完封した。
ソフトバンクは、先発の松本裕樹投手が5回2失点と好投を見せるも、打線がわずか3安打と振るわず援護できなかった。
■広島、投打がかみ合いDeNAに快勝…ジョンソンが8回1失点の好投
広島は7月12日、マツダスタジアムでDeNAと対戦。先発のジョンソン投手が8回1失点の好投を見せるなど投打がかみ合い、5-1で勝利した。
広島は0-0で迎えた3回裏、1死二塁の好機を作ると、丸佳浩外野手が適時打を放って幸先よく1点を先制。相手バッテリーのミスもあり2-0とした。その後DeNAに1点を返されるも、7回裏には2死満塁の好機で岩本貴裕外野手が走者一掃の適時打を放ち、5-1とリードを広げた。
投げては、ジョンソンがDeNA打線を封じて今季4勝目。敗れたDeNAは先発の濱口遥大投手を3回であきらめ、継投で反撃のチャンスをうかがったが、打線が振るわなかった。