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【7月7日プロ野球全試合結果】西武・菊池雄星が14奪三振完封、広島が9回に5点差を逆転、中日が5連勝


■広島、9回に5点差ひっくり返す…代打・新井貴浩が値千金の逆転3ラン

広島は7月8日、神宮球場でヤクルトと対戦。土壇場の9回に5点差をひっくり返し、9-8で見事な逆転勝利を飾った。

広島は3-8と5点ビハインドで迎えた9回表に脅威の粘りを見せる。バティスタが左中間にソロ本塁打を放ち1点を返すと、菊池涼介内野手にもソロ本塁打が飛び出し3点差。さらに好機に松山竜平外野手が適時二塁打を放ち2点差に詰め寄ると、走者一、三塁の場面で代打・新井貴浩が3点本塁打を放ち逆転に成功した。

投げては、3番手のジャクソンが今季2勝目。敗れたヤクルトは9回にマウンドに上がった小川泰弘投手が6失点を喫する誤算で手痛い敗戦を喫した。

■ソフトバンクが5連勝で首位浮上…柳田悠岐が今季第22号の決勝弾

ソフトバンクは7月8日、札幌ドームで日本ハムと対戦。柳田悠岐外野手が今季第22号の決勝弾を放つなど投打がかみ合い、4-1で勝利した。

ソフトバンクは3回表、走者三塁の好機を作ると、今宮健太内野手が適時打を放って1点を先制。続く好機に柳田が2点本塁打を放ち3-0とリードを広げた。その後、日本ハムに1点を返されるも、4回表には、松田宣浩内野手が今季第15号のソロ本塁打を放ち、4-1とリードを広げた。

投げては、先発の東浜巨投手が6回途中1失点の好投を見せ、今季8勝目。敗れた日本ハムは先発の有原航平投手が9回を投げ抜くも4失点。打線が援護できなかった。

■中日が投手戦を制し5連勝…大野雄大が7回1失点の好投

中日は7月8日、ナゴヤドームでDeNAと対戦。先発の大野雄大投手が7回1失点の好投を見せるなど息詰まる投手戦を制し、2-1で勝利した。

中日は0-0で迎えた3回裏、2死三塁の好機を作ると、亀澤恭平内野手が適時二塁打を放って1点を先制。5回裏には福田永将内野手が今季第1号となるソロ本塁打を放ち2-0とした。その後、DeNAに1点を返されるも、4投手のリレーで1点差を守り切り、5連勝を飾った。

敗れたDeNAは、先発のウィーランド投手が6回2失点の好投を見せるも、打線がわずか4安打と振るわず援護できなかった。

■西武、菊池雄星が圧巻の14奪三振で完封…楽天は打線が振るわず

西武は7月8日、Koboパーク宮城で楽天と対戦。先発の菊池雄星投手が9回を投げて14奪三振の圧巻の投球を見せ、5-0で完勝した。

西武は0-0で迎えた3回表、浅村栄斗内野手の適時二塁打などで2点を先制すると、6回表には1死満塁の好機で、外崎修汰外野手が適時打を放ち3-0とリードを広げる。さらに満塁の好機を作ると、炭谷銀仁朗捕手が犠飛を放つなど打線がつながり5-0とした。

投げては、先発の菊池が楽天打線から14個の三振を奪う快投を見せ、完封勝利を飾った。敗れた楽天は菊池の前に為す術がなく、打線はわずか5安打と振るわなかった。

■ロッテ、福浦和也の決勝犠飛で連敗脱出…涌井秀章が7回1失点の好投

ロッテは7月7日、ほっともっとフィールド神戸でオリックスと対戦。代打・福浦和也の決勝犠飛で土壇場で勝ち越し、3-1で勝利した。

ロッテは0-1と1点ビハインドで迎えた7回表、パラデス内野手が今季第6号のソロ本塁打を放って同点とすると、9回表には満塁の好機を作り、福浦が値千金の犠飛を放って勝ち越しに成功。さらに代打の井口資仁が四球を選び押し出しで3-1とリードを広げた。

投げては、白星はつかなかったものの、エースの涌井秀章投手が7回1失点の好投を見せ、勝利に貢献。敗れたオリックスは、先発したドラフト1位ルーキーの山岡泰輔投手が8回を投げて11奪三振1失点の快投を見せたが、9回に登板した平野佳寿投手が誤算だった。

■巨人、投打がかみ合い阪神に快勝…マイコラスが8回無失点の好投

巨人は7月8日、甲子園球場で阪神と対戦。先発のマイコラス投手が8回無失点の好投を見せるなど投打がかみ合い、5-1で勝利した。

巨人は2-1と1点リードして迎えた5回表、走者一、二塁の好機に阿部慎之助内野手が適時打を放ち3-1とすると、7回表には長野久義外野手が今季第5号のソロ本塁打を放ち4-1とリードを広げる。9回表にはマギー内野手に犠飛が飛び出し5-1とした。

投げては、先発のマイコラスが阪神打線を初回の1点に抑える快投を見せて勝利に貢献。敗れた阪神は、ルーキーの小野泰己投手が6回3失点と粘りの投球を見せたが、打線が援護できなかった。

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