- 高校野球
2017.06.03 12:35
【ハイライト動画】清宮に2本のホームランが飛び出した! 中京大中京 × 早稲田実業
※掲載期限切れのため動画は削除しました
●愛知県高等学校野球連盟 平成29年度招待試合
中京大中京 対 早稲田実業
6月3日 清宮が愛知で魅せた3本のホームランまとめ動画
早稲田実業 17×vs16 中京大中京
清宮幸太郎、高校通算97&98号!
計7打点で逆転サヨナラ勝ちに貢献!
6月3日(土)、愛知高等学校野球連盟主催の招待試合1日目が愛知県刈谷市の刈谷球場で行われた。今年は春季愛知県大会優勝の至学館、ベスト4の中京大中京、ベスト8の桜丘、ベスト32の享栄が参加し、2日間で4試合が開催される毎年恒例の招待試合。今回の招待校は高校通算96本塁打を誇る清宮幸太郎(3年)が主将を務める早稲田実業(東京)ということもあり、開場となった早朝5時50分には早くも3,000人が行列を組み、試合開始の10時前には内野スタンドは満員。外野スタンドにも多くの観客が詰めかけた。
初日の第1試合は早稲田実業と中京大中京が対戦。共に甲子園優勝経験がある伝統校対決の先手を取ったのは中京大中京であった。1回表二死二塁から右打席に立ったのは高校通算51本塁打の4番・鵜飼航丞(3年)。早稲田実業先発・今井佑哉(3年)投じた初球、高めのカーブを捉えた鵜飼の打球はレフトスタンドへ飛び込む2ランとなった。
しかし早稲田実業もすぐさま反撃。その裏、無死一・二塁で左打席に入った3番・清宮は2ストライク2ボールから中京大中京の先発・香村篤史(3年)が投じた5球目、外角よりのチェンジアップを泳ぎながらも、レフトスタンドへ飛び込む逆転3ラン。いきなり会場は沸いた。
この両チームの主砲の一発により試合は打撃戦へ。中京大中京・鵜飼の2本塁打もあって14対10と中京大中京リードで迎えた7回裏、再び大観衆が沸く場面がやってきた。
一死一・二塁の場面で第5打席を迎えた清宮は、最速143キロ左腕・磯村峻平(3年)が投じた138キロのストレートを右中間最深部に運ぶ高校通算98号本塁打3ラン。本人曰く「詰まった」中でもスタンドインするパワーにスタンドからはため息すら漏れた。
結局、清宮は16対14、中京大中京2点リード迎えた9回裏の第6打席目でも強烈な右翼線二塁打を打ち、4打数3安打1四球7打点。チームも7番・小西優喜(3年)の左越逆転2点二塁打で17対16と逆転サヨナラ勝ちを収めた。
なお、清宮幸太郎の中京大中京戦6打席結果は以下の通り
左翼本塁打、右犠飛、空振三振、死球、右中間本塁打、右翼線二塁打
清宮幸太郎(早稲田実3年)コメント
中京大中京とは新チーム発足時に対戦をしていて、香村くんには内外をきっちりと投げ込まれ抑えられていました。(1本目の本塁打は)その二の舞は避けようと思っていたので、打てて良かったです。風のせいもあると思うんですけど(笑)それでも芯には当たっていましたし、日ごろのトレーニング、体幹トレーニングの成果が出たと思います。
(2本目の本塁打は)かなり差し込まれて詰まっていました。角度はよかったんですが。外野手に捕球されると思いましたけど、なんとか入ってよかったです」