BASEBALL GATE

プロ野球

【5月28日プロ野球全試合結果】広島が首位浮上、オリックスのドラ1・山岡泰輔がプロ初勝利、ソフトバンク・千賀滉大が今季6勝目


■広島、代打・西川龍馬が延長10回に決勝打…巨人はカミネロが誤算

広島は5月28日、東京ドームで巨人と対戦。代打・西川龍馬が延長10回に決勝打を放ち、3-2で勝利した。

広島は0-2と2点ビハインドで迎えた7回表、エルドレッド内野手が今季第13号となる起死回生の2点本塁打を放ち同点とすると、延長10回表、2死二塁の場面で西川が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。

投げては、5番手でマウンドに上がった今村猛投手が今季初勝利。敗れた巨人は、守護神のカミネロ投手が誤算だった。巨人は痛恨の4連敗となり借金1となった。

■阪神、首位陥落…ルーキー・小野泰己がDeNA打線につかまり3回6失点

阪神は5月28日、甲子園球場でDeNAと対戦。先発のルーキー・小野泰己投手が3回6失点と炎上し、2-6で敗戦。広島に首位の座を奪われた。

阪神は2回裏、大和内野手の適時二塁打で幸先よく先制するも、3回表に小野がロペス内野手に逆転の適時打を浴びるなどDeNA打線につかまり6失点。試合の主導権を奪われた。7回裏には中谷将大外野手の犠飛で1点を返すも反撃はそこまでだった。

対するDeNAは、今永昇太投手が5回1失点と先発の役割を果たして今季2勝目。打線は3回以降得点を奪えずも、5人の継投で阪神打線の反撃をしのいだ。

■ヤクルトが連敗ストップで最下位脱出、ルーキー・星知弥が好投…「ヤクルトの星」と称賛の声

ヤクルトは5月28日、ナゴヤドームで中日と対戦。先発のルーキー・星知弥投手が7回1失点の好投を見せるなど投打がかみ合い、7-1で快勝。わずか1日で最下位から脱出した。

ヤクルトは0-0で迎えた2回表、走者一、三塁の好機を作ると、中村悠平捕手が適時打を放って1点を先制。続く1死満塁の場面で大引啓次内野手が適時打を放って3-0とリードを広げると、さらにバレンティン外野手らにも適時打が飛び出し、6-0と大量リードを奪った。

投げては、ルーキーの星が7回1失点の好投を見せて今季2勝目。敗れた中日は、先発のバルデス投手が2回6失点と乱調だった。中日は昨日の試合で最下位からの脱却を果たすも、再び最下位に転落した。

ヤクルトファンからは、「新人王期待してます!ナイスピッチングです!」「連敗止めてくれてありがとうー」「星投手、2勝目おめでとうございます!ナイスピッチングありがとうございます!」「ナイスピッチ!かっこよかったです」「ヤクルトの星」など、連敗を止めたルーキーを称賛する声が相次いでいた。

■ソフトバンク、千賀滉大が8回1失点…上林誠知は一発含む3安打4打点

ソフトバンクは5月28日、札幌ドームで日本ハムと対戦。千賀滉大が好投を見せるなど投打ががっちりとかみ合い、6-1で勝利した。

ソフトバンクは0-0で迎えた3回表、無死三塁の好機を作ると、上林誠知外野手が適時二塁打を放ち幸先よく1点を先制。続いて明石健志内野手にも適時打が飛び出し2-0とした。7回表には、走者一、二塁の好機で上林が3点本塁打を放ち5-0とリードを広げた。

投げては、先発の千賀が8回1失点の好投を見せて今季6勝目を挙げた。敗れた日本ハムは、先発のメンドーサ投手が7回5失点、打線も5安打と振るわなかった。

ソフトバンクファンからは、「上林のホームランはすごかったし、千賀のピッチングもパーフェクトだった」「来週からの交流戦もチーム一丸で勝ち星を積み重ねて下さい。お疲れ様でした」「完璧な試合でしたね。エースが一人戻ってきてくれて、少しは投手陣も安定しそうですね。上林選手も見事でした」などの声が寄せられていた。

■オリックス、ルーキー・山岡泰輔がプロ初勝利…連敗を9でストップ

オリックスは5月28日、ZOZOマリンスタジアムでロッテと対戦。ドラフト1位ルーキーの山岡泰輔投手が好投しプロ入り初勝利。2-1の勝利に貢献した。

オリックスは0-1と1点ビハインドで迎えた7回表、走者一、三塁の好機を作ると、若月健矢捕手が適時打を放って同点とする。続く好機に、代打・宮崎祐樹に適時内野安打が飛び出し、逆転に勝ち越しに成功した。

投げては、先発の山岡が6回1失点の好投を見せて勝利に貢献。7度目の先発で念願のプロ初白星を挙げた。敗れたロッテは、初回に角中勝也外野手の適時打で先制するも、以降は打線が振るわず、7回途中2失点と好投した関谷亮太投手を援護できなかった。

オリックスファンからは、「初勝利おめでとう!」「山岡投手の初勝利待ってました。これからもナイスピッチング!期待してまっせ」「山岡投手おめでとうございます!ここからですね!」「山岡おめでとう!今日もまた見殺しかと思ったけどよう耐えて頑張った!打線はもうちょっとしっかりせい!」など、プロ入り初勝利を挙げた山岡を祝福する声が相次いでいた。

■楽天が30勝到達、17安打の猛攻で西武に大勝…岸孝之が今季4勝目

楽天は5月28日、Koboパーク宮城で西武と対戦。17安打と打線が爆発し、13-2で大勝した。

楽天は初回、ペゲーロ外野手の今季第11号となるソロ本塁打で先制すると、2回裏には藤田一也内野手の犠飛や茂木栄五郎内野手の2点本塁打などで4点を追加。以降も攻撃の手を緩めず、3回裏には無死満塁の好機で、島内宏明外野手や岡島豪郎外野手らが適時打を放つなど一挙に5点を追加。10-0とリードを広げた。

投げては、先発の岸孝之投手が古巣を相手に7回2失点の好投を見せ、今季4勝目を挙げた。敗れた西武は、先発の誠投手が3回途中8失点と乱調だった。

関連リンク