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2017.05.16 23:02
【5月16日プロ野球全試合結果】阪神3連勝で貯金11、ロッテが早くも自力V消滅、ソフトバンク・千賀滉大にまさかのアクシデント
■阪神、3連勝で貯金11…秋山拓巳が今季チーム初完投勝利「今日の試合は完璧」
阪神は5月16日、甲子園球場で中日と対戦。投打ががっちりとかみ合い、8-1で快勝。3連勝で貯金を11とした。
阪神は初回、走者二、三塁の好機を作ると、中谷将大内野手が3点本塁打を放って幸先よく先制。その後、中日に1点を返されるも、5回裏には糸原健斗内野手が満塁の場面で走者一掃の適時二塁打を放ち、6-1とリードを広げる。さらに6回裏には、糸井嘉男外野手が今季第5号の2点本塁打を放ち、8-1と突きはなした。
投げては、先発の秋山拓巳投手が9回12奪三振1失点の快投を見せ、今季チーム初完投勝利を挙げた。対する中日は投打ともに振るわず、首位阪神の勢いに圧倒された。
阪神ファンからは、「今日の試合は完璧以外ないですわ」「秋ちゃん~打線も援護するようになり、完投一番乗り~次は完封一番乗り~だね」「秋山、おめでとう」「中谷も糸原も最高や!」「若虎のヒーローインタビュー最高やね」など、歓喜の声が寄せられていた。
■巨人、菅野智之が8回1失点で今季5勝目「毎試合、菅野君に投げてもらいますか?」
巨人は5月16日、東京ドームでヤクルトと対戦。先発の菅野智之投手が好投を見せるなど投打がかみ合い、5-1で勝利した。
巨人は初回、2死二塁の好機を作ると、主砲・阿部慎之助内野手が2点本塁打を放って幸先よく先制。5回裏には走者一、三塁の場面で、立岡宗一郎外野手が適時打を放って3-0。続く満塁の好機で、阿部が適時打を放って5-1とリードを広げた。
投げては、エース・菅野が8回を投げて1失点の好投で勝利に貢献。敗れたヤクルトは、先発のブキャナン投手が6回5失点と振るわなかった。
巨人ファンからは、「とりあえず、頭を勝ててよかった」「菅野ナイスピッチ!このまま連勝や!」「毎試合、菅野君に投げてもらいますか?」「菅野以外もピッチャーも頑張ってほしい」「阿部はさすが。今年は勝負強いな」など、菅野に対する称賛の声が多数寄せられていた。
■広島、打線爆発でDeNAに大勝…野村祐輔が7回1失点
広島は5月16日、尾道でDeNAと対戦。先発の野村祐輔が好投し打線が爆発、10-1で大勝した。
広島は0-1と1点ビハインドで迎えた5回裏、無死満塁の好機を作ると、石原慶幸捕手が犠飛を放って同点とする。続く満塁の場面で田中広輔内野手が適時打を放ち勝ち越しに成功。さらに菊池涼介内野手にも適時打が飛び出すなど打線がつながり、5-1とリードを広げた。
8回裏には、1死満塁の好機で代打・松山竜平に適時打が飛び出すなど再び打線がつながり、この回だけで5点を追加。10-1と大量リードを奪った。
投げては、野村が7回1失点の好投を見せて今季3勝目。対するDeNAは、先発の濱口遥大投手が5回途中5失点など投打ともに振るわなかった。
■ロッテ、泥沼の6連敗で自力V消滅「もはや呪い」「何がなんだかわからない」
ロッテは5月16日、ZOZOマリンスタジアムで西武と対戦。連敗脱出をかけて挑んだ試合も、2-3で敗戦。泥沼の6連敗となり、首位の楽天が同日の試合で勝利したため、自力優勝の可能性が消滅した。
ロッテは0-3と3点ビハインドで迎えた5回裏、無死二塁の好機を作ると、清田育宏外野手が適時打を放って1点を返す。8回裏には走者三塁の場面でダフィー内野手が適時打を放って1点差まで詰め寄るも、反撃はそこまでだった。
投げては、先発のチェン・グァンユウ投手が5回途中3失点とまずまずの投球を見せたが、今の打線に3点を返す力はなかった。
ロッテファンからは、「もう負け慣れして悔しくも何ともないです」「優勝は無理でも3位以内に入れば日本一になれる可能性は残っている!」「何がなんだかわからない」「もはや呪い。オールスターイヤーの呪い」「なんで勝てないのかな~?」「チェン、前半は良かっただけになあ…結果論やけどパラデスのバックホームのプレーがもったいなかったわ」「もう今年はアカン」などの声が寄せられていた。
■楽天・辛島航が好投、日本ハムとの接戦を制す「秋田での勝利、おめでとう!」
楽天は5月16日、秋田で日本ハムと対戦。終盤に追い上げられるも接戦を制し、6-4で勝利。同日の試合で2位のソフトバンクが敗れたため、ゲーム差は3.5に広がった。
楽天は0-1と1点ビハインドで迎えた3回裏、2死一、二塁の好機を作ると、ウィーラー内野手が3点本塁打を放ち逆転に成功。その後、3-4と1点差に詰め寄られて迎えた7回裏には、2死二、三塁の場面で相手守備の乱れをつき、2点を追加した。
投げては、先発の辛島航投手が6回途中2失点の好投を見せ、今季4勝目。対する日本ハムは終盤に追い上げるも、あと一歩およばなかった。
秋田での試合で6年越しの勝利となった楽天。ファンからは、「秋田での勝利おめでとう!ヒヤヒヤした~」「盛岡でも勝ちましょう」「今夜も勝ちました!がっちり首位キープ」「ヨッシャ!やっと秋田で勝てた!」「明日は盛岡でもう1つ勝つ」などの声が寄せられていた。
■オリックス、ルーキー・黒木優太がプロ初勝利…ソフトバンクは千賀滉大にアクシデント
オリックスは5月16日、京セラドーム大阪でソフトバンクと対戦。3-2で勝利し、連敗を6でストップした。
オリックスは2-2で迎えた8回裏、1死三塁の好機を作ると、大城滉二外野手が犠飛を放って勝ち越しに成功。最後は守護神・平野佳寿投手が締め、1点差を守り切った。
先発の金子千尋投手は7回を投げて2失点の好投を見せ、勝利に貢献。2番手でマウンドに上がったルーキーの黒木優太投手は嬉しいプロ初勝利を挙げた。
また、1回裏にソフトバンクの先発・千賀滉大投手にアクシデントが発生。2死をとった後に背中の違和感を訴え、わずか9球で緊急降板した。和田毅投手、武田翔太投手らが不在の中、ここまで先発の柱として好調を維持していただけに、状態が気がかりだ。