日本ハムの大谷翔平投手が21日、先発登板する22日の広島との日本シリーズ（マツダスタジアム）へ向けて、「何とか初戦を取れるように、いい入りが出来るように頑張ります。緊張するかもしれないですけど、いつも通りのパフォーマンスを出せたらいいと思います」と意気込みを語った。

■日本シリーズは初出場、広島先発はジョンソン「少ないチャンスをモノに出来たら」

　日本ハムの大谷翔平投手が21日、先発登板する22日の広島との日本シリーズ（マツダスタジアム）へ向けて、「何とか初戦を取れるように、いい入りが出来るように頑張ります。緊張するかもしれないですけど、いつも通りのパフォーマンスを出せたらいいと思います」と意気込みを語った。

　高卒4年目で自身初の日本シリーズ。指名打者制のないマツダスタジアムで、打撃での活躍も期待される。第1戦で先発する広島・ジョンソンとは今季の交流戦で対戦し、1打数無安打、1四球1死球だった。

「状態はそこまで悪くない。いい投手が相手なので、数少ないチャンスをモノに出来たらいいと思います。四球と死球なので…そんなに印象はないです。でも、シーズンの成績通り、いい投手。しっかりと自分の仕事が出来るように準備したいと思います」

　投打で出場する「リアル二刀流」ではポストシーズンを含め今季8戦全勝中だ。16時から始まったマツダスタジアムでの前日練習ではブルペンに入り、練習後に宮西らと入念にマウンドを確認した。

「個人的には好きな球場。きれいですし、楽しみにしています。（マウンドは）札幌ドームと全然違いますし、各球場の特徴があるので。個人的に嫌いでもないですし、観客(席)は低いですけど。札幌ドームとは全然違うかなと思います」

　自身初の日本シリーズとなる二刀流が、どのような投球を見せるのか注目だ。