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2017.04.16 22:30
【4月16日プロ野球全試合結果】楽天・聖澤諒が劇的サヨナラ打、阪神・原口文仁の決勝打で首位広島に勝ち越し
■巨人、大竹寛が7回途中無失点…完封リレーで中日に勝利
巨人は4月16日、ナゴヤドームで中日と対戦。先発の大竹寛投手が7回途中無失点の好投を見せ、2-0で勝利した。
巨人の大竹と中日・先発の吉見一起投手がともに好投。6回まで両チームともに無得点が続いた。均衡が破れたのは7回表。巨人は走者二塁の好機を作ると、阿部慎之助内野手が適時打を放って1点を先制。9回表には、走者一、三塁の場面で、亀井善行外野手が適時打を放って貴重な追加点を挙げ、2-0とした。
投げては、大竹が7回途中まで投げて中日打線を無失点の抑える好投。後を継いだリリーフ陣も得点を与えなかった。対する中日は吉見が7回1失点の好投を見せるも、打線が沈黙した。
■阪神、原口文仁が決勝打…広島は好投の九里亜蓮を援護できず
阪神は4月16日、甲子園球場で広島と対戦。原口文仁内野手が決勝打を放ち、2-1で広島を下した。
阪神は0-1と1点ビハインドで迎えた3回裏、四球などで満塁の好機を作ると、糸井嘉男外野手の内野ゴロの間に走者が生還し同点に追いつく。その後、広島の先発・九里亜蓮投手と阪神・先発の能見篤史投手が互いに好投を見せ、スコアボードには0が並ぶ。
試合が動いたのは8回裏。2死一、二塁の好機を作ると、原口が値千金の決勝打を放ち、2-1と勝ち越しに成功。この1点を最後はドリス投手が締めて逃げ切った。
広島は初回に鈴木誠也外野手の犠飛で先制するも、以降は阪神投手陣のリレーの前にホームベースが遠く、好投の九里を援護できなかった。
■DeNA・クラインが投打に活躍…ヤクルトはバレンティンが2発も実らず
DeNAは4月16日、横浜スタジアムでヤクルトとた対戦。先発のクライン投手が投打で活躍を見せ、6-3で勝利した。
DeNAは初回、ロペス内野手のソロ本塁打で1点を先制。その後ヤクルトに逆転され、1-2と1点ビハインドで迎えた5回裏には、走者満塁の場面でクラインが2点適時打を放って逆転に成功。5回裏には、ロペスの適時二塁打などで5-2とリードを広げた。
投げては、先発のクラインが6回途中3失点と先発の役割を果たすと、後を継いだリリーフ陣がヤクルト打線を無失点に抑えた。対するヤクルトは、バレンティン外野手が今季第2号、第3号を放ち反撃を見せたが、チームとしては計5安打と振るわなかった。
■西武、投打がかみ合いロッテに大勝…浅村栄斗が4安打5打点と爆発
西武は4月16日、ZOZOマリンスタジアムでロッテと対戦。主将・浅村栄斗内野手が4安打5打点の活躍を見せるなど打線が16安打と爆発。10-2で大勝した。
西武は初回、走者二塁の好機を作ると、浅村が適時二塁打を放って幸先よく1点を先制。続く主砲・中村剛也内野手にも適時打が飛び出し、2-0とした。その後も効果的に加点し、5回終了時点で6-0とリード。主導権を握ると9回表には、無死満塁の好機で秋山翔吾外野手の犠飛や浅村の適時打などで4点を追加して試合を決めた。
投げては、先発のウルフ投手が6回無失点の好投を見せ、今季3勝目。対するロッテは、先発の唐川侑己投手が3回途中5失点でKOされるなど誤算だった。
■楽天、聖澤諒のサヨナラ打で劇的勝利…日本ハムは増井浩俊がリード守れず
楽天はKoboパーク宮城で日本ハムと対戦。代打で登場した聖澤諒外野手が劇的なサヨナラ打を放ち、4-3で勝利した。
楽天は0-3と3点ビハインドで迎えた5回裏、走者三塁の好機を作ると、嶋基宏捕手が適時打を放って1点を返すと、6回裏には指名打者・アマダーが適時打を放って1点差に詰め寄る。
その後、2-3と1点のリードされたまま迎えた9回裏、日本ハムの守護神・増井浩俊投手を攻め立てて走者一、二塁の好機を作ると、ウィーラー内野手が適時打を放ち、土壇場で同点。勢いに乗った楽天は続く延長10回裏、1死一、二塁の好機で、代打の聖澤が値千金の適時打を放ち試合を決めた。
投げては、6番手で登板した松井裕樹投手が今季2勝目。対する日本ハムは、序盤にリードしながらも追加点を奪えなかったことが最後まで響いた。