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五十嵐亮太「ソフトBに来て投げてない」フォークに手応え 「絶対に使える」


13日、ソフトバンクの五十嵐亮太がシート打撃の一番手として登場。中村晃、松田宣浩、内川聖一、長谷川勇也らの主軸6人を相手に、許した安打は1本。フォークボールに大きな手応えを感じたようだ。

■絶好調の長谷川から空振り三振「抜けてチェンジアップみたいになった」

 13日、ソフトバンクの五十嵐亮太がシート打撃の一番手として登場。中村晃、松田宣浩、内川聖一、長谷川勇也らの主軸6人を相手に、許した安打は1本。フォークボールに大きな手応えを感じたようだ。

 B組で調整を続けていた五十嵐は、先頭の中村にライトフェンス直撃の三塁打を許したものの、あとの5人は完全に抑え込んだ。中でも効果的だったのがフォークボールだ。

「マッチ(松田)の2球目に空振りをさせたフォークは落ち方も良かった。ハセ(長谷川)を三振に取った最後の球はフォークが抜けてチェンジアップのようになってタイミングを外すことができた。これは絶対に使える。握りは同じなんだけど、2種類のフォークがあるような感じだね」

 ヤクルト時代は速球とフォークボールのイメージが強かった五十嵐も、ホークスに来てからはアメリカ仕込みのナックルカーブやカットボールが主体。
「ホークスに来てからフォークは投げてない。ちゃんと投げるのは5年ぶりくらいかな」という。

「自分が気持ちいい握りで変化してくれるから腕も振れる。今年はフォークが増えると思うが、それによってカーブも生きてくると思う」

 B組でのスロー調整が続いたが、“ニュータイプ”の五十嵐が1軍のセットアッパー争いにいよいよ名乗りを挙げる。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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