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復活を狙うSB大隣、初日から63球「フォームとボールのかかりを意識」


1日、キャンプインをB組で迎えたソフトバンク・大隣憲司投手が、昨年に続いて初日からブルペン入りし、63球を投げ込んだ。

■実戦投球を目指しマイペース調整「紅白戦までにはきっちり仕上げたい」

 1日、キャンプインをB組で迎えたソフトバンク・大隣憲司投手が、昨年に続いて初日からブルペン入りし、63球を投げ込んだ。

 昨季は左肘の不調で1軍での登板が1試合に終わった大隣。復活を期する今年も宮崎キャンプ初日から、髙谷裕亮捕手を相手に「予定どおり」という63球のブルペン投球を行った。

「肘の状態をどうこう気にすることなく投げられている。今はフォームとボールのかかりを意識する時期。ここから徐々に上げていくだけ。やはり実戦でどれだけ投げられるかが大事なので、キャンプ中にバッピ(打撃投手)やシート打撃で投げていって、(キャンプ終盤の)紅白戦までにはきっちりと仕上げたい」

 契約更改時には「(今季は)最後という気持ちで臨みたい」と強い決意を口にしていた大隣。黄色靭帯骨化症からカムバックした2014年に続き、2度目の復活を目指して、今後もブルペンでの投げ込みを続ける。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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