- プロ野球
2018.09.22 18:17
今季6度目の完封劇で13勝目!読売巨人・菅野が圧巻のエース投球!
読売巨人の菅野智之が22日の東京ヤクルト戦で9回を5安打無失点に抑え、今季6度目の完封で13勝目を挙げた。
「初回に3点も取ってくれたので、無駄なフォアボールもありましたけど、結果的に0点に抑えられたので、満足しています」と菅野。1回表を三者凡退に仕留めると、味方の援護をもらった2回以降は走者を出しながらも落ち着いて後続を抑える“大人”の投球。終盤に入って7回、8回と三者凡退に仕留めた後、最後の9回は2本のヒットを許して1死1、2塁とされたが、「ここまで来たら1点でも取られたら意味がないので、完封にこだわって投げました」とギアを上げて、後続をピシャリと抑えてゲームセット。計133球で5安打2四球9奪三振。「最後にあんな試練が待っていると思っていなかったので、疲れました」と照れ笑いも、4位の横浜DeNAにゲーム差なしで迫られている中、エースらしい圧巻のピッチングを披露した。
これで今季6度目の完封勝利。「去年の自分を超えたい気持ちだったので、あと何試合投げるか分かりませんけど、全部完封するくらいのつもりで投げます」と菅野。平成以降、球団では1995年に斎藤雅樹が達成したシーズン7完封の記録があるが、その数字に対して「偉大な先輩に何とか追いつけるように頑張ります」と力強く宣言した。残り試合は少ないが、その中でも菅野の登板は大注目だ。