- プロ野球
2018.09.16 18:55
首位攻防天王山で堂々のピッチング!埼玉西武・今井が今季5勝目を挙げる!
埼玉西武の今井達也が16日の福岡ソフトバンク戦で、5回2/3を3失点に抑え、今季5勝目を挙げた。
首位攻防第2ラウンドという大事な試合を託された今井。試合前に「首位攻防2戦目を任されることはいい経験になるし、期待に応えられるピッチングをしたい」と意気込んでいた。その立ち上がり、ヒットと送りバントで1死2塁と初回から得点圏にランナーを置いてしまうが、3番・中村晃、4番・グラシアルを仕留め、先制点を許さなかった。
若き右腕の頑張りに打線も応え、初回に主砲・山川穂高の2試合連続となる第41号2ランなどで4得点。続く2回にも源田壮亮のタイムリーなどで4点を追加し、序盤で8点のリードを奪った。大量リードをもらった今井だったが、3回に1点、4回に2点と失点を喫してしまう。それでも、5回を三者凡退に仕留め嫌な流れを食い止めた。結局、6回途中でマウンドを降りたが、先発としての最低限の役目を果たした。チームは、序盤の大量得点を継投で守り抜き、首位攻防戦2連勝。ゲーム差を5.5に広げた。
試合後、お立ち台に立った今井は、「初回から野手の方には、守備でも攻撃でも本当に助けていただいて、それにしっかり乗っかっていいリズムで投げられればと思っていました」と、大量点を奪った野手陣に感謝した。重圧のかかる試合で結果を残した今井。最高の経験をした将来のエース候補は、優勝へ向かうチームにさらなる勢いをつけたに違いない。