ヤクルト―中日２２ 　７回中日２死一、二塁、高橋が右中間に２点二塁打を放つ＝神宮【写真提供：共同通信社】

　中日の高橋周平内野手が6日の東京ヤクルト戦で2安打4打点と爆発してチームの連敗ストップに貢献した。

　9月に入って18打席安打と苦しんでいた高橋だが、この日は初回の第1打席で1死1，2塁から三塁走者を生還させるショートゴロを放って気が楽になった。「チャンスに回ってくることが多かった。走者を還すことができてよかった」と、続く3回の第2打席では2死1塁の場面では、ブキャナンのフルカウントからの8球目、低目の変化球を捉えてライトフェンス直撃のタイムリー2塁打。第3打席はセカンドゴロに倒れたが、7回の第4打席では「チャンスだったのでストレートを狙っていた」と秋吉亮の初球ストレートを弾き返してこの日2本目の2塁打。2打点を加え、この日は4打点の活躍となった。

　チームとしても1分けを挟んでの連敗を5でストップ。同時に神宮での連敗も球団ワーストタイの9でストップ。神宮では実に4か月ぶりの勝利となった。三塁側スタンドからの中日ファンの歓声を浴びた髙橋は、「まだまだ試合はある。応援よろしくお願いします」と前を向いた。