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プロ野球

広島東洋・鈴木が“サイクル超え”の5安打7打点!優勝M点灯へ王手!

7回広島2死一塁、鈴木が左越えに、この試合2本塁打目となる2ランを放つ=神宮【写真提供:共同通信社】


広島東洋の鈴木誠也が1日の東京ヤクルト戦で“サイクル超え”の5安打7打点と大爆発した。

 誰にも止められなかった。初回、1死1、3塁で迎えた第1打席で、相手先発ブキャナンのストレートを捉えてレフトへ先制の15号3ラン。「自分のスイングでしっかり捉えることが出来ました。初回にいい形で先制点を取ることができて良かった」と勢いに乗ると、続く2回の第2打席では2死走者なしからセンター前に落ちる打球で2塁へ到達。さらに3回の第3打席でライト前ヒットを放ち、序盤で早くもサイクル安打に王手をかけた。

 だが、「打席に入るまで意識していたんですけど、打席に入ったら忘れていて」と鈴木。5回の第4打席でタイムリー2塁打を放つと、7回の第4打席ではこの日2本目の本塁打をぶっ放して5打数5安打で計7得打点。「今日は出来過ぎです」と満面の笑みを見せた。

 4番の爆発で、チームも2013年以来5年ぶりとなる1試合6本塁打(鈴木2本、丸、田中、菊池、バティスタ)をマークし、計16安打13得点で東京ヤクルトを圧倒。明日2日の東京ヤクルト戦で広島が勝てば、球団史上最速でマジック42が点灯することになった。