- プロ野球
2018.06.02 23:58
土壇場で劇的決着!オリックス・伏見が代打サヨナラ打!
オリックスが2日の読売巨人戦で延長12回に劇的なサヨナラ勝ち。土壇場で代打・伏見寅威が試合を決めた。
山岡泰輔、田口麗斗の両先発の投球に注目が集まったが、ともに1失点で決着つかず。高校時代の広島県大会決勝戦以来のマッチアップはドローという形で終わった。その中で、主役の座を最後の最後で奪ったのが伏見だった。
2対2で迎えた延長12回2死2塁の場面で、代打で登場。マウンド上は読売巨人の7番手・池田駿。カウント2-2からの5球目、変化球ばかりが続いた後の初めてのストレートに振り遅れずに捉え、レフトオーバーのサヨナラ打を放って見せた。
「人生初のサヨナラです!試合に出ることができずに悔しい思いをしてきましたので、本当に嬉しい!」と声を弾ませた伏見。バッティングが魅力のプロ6年目の28歳捕手。ベンチ内でも常に大きな声を出してチームを鼓舞するムードメーカーでもある男が、チームの連敗を止める値千金の一打。“寅威”が自身の存在感を最大に示した試合だった。