- プロ野球
2018.04.28 21:48
圧巻の2安打完封劇!読売巨人・菅野の「言うことなし」の投球で貯金1!

ヤクルト戦の9回2死、荒木を遊ゴロに仕留め、ガッツポーズの巨人・菅野。今季初完封を無四球で飾り、3勝目を挙げた=東京ドーム【写真提供:共同通信社】
読売巨人の菅野智之が28日の東京ヤクルト戦で圧巻の2安打完封劇。今季自身3勝目を挙げて、チームを6連勝&貯金1に導いた。
「最高の気分ですし、何物にも変えられないものだと思っています」と菅野。初回から切れ味抜群のボールを投げ込み、「フルカウントまで行った場面が何回かあったんですけど、粘り強く投げられた。前回やられたというのもありますし、悔しい思いもあったので、小林とうまく攻められた」と要所で完璧な制球でツバメ打線を沈黙させ、2回1死から雄平、8回無死から坂口智隆に単打を許したのみで、2塁すら踏ませない圧巻のピッチングを披露。9回を115球、2安打無四球5奪三振。打者29人で今季初完封勝利を飾った。
試合後は、「毎回完封できれば本当にうれしいですし、常に完封するという気持ちを持ってマウンドに立っている。今日はチーム一番乗りで完封できてよかったです」と充実の笑み。高橋由伸監督も「完璧といってはあれですけれども、本当に言うことはないかなと思います。本当にリズム良く投げてくれた」とエースの投球を褒め称えた。
今季は開幕2連敗、計10失点とまさかのスタートとなったが、前回の完投勝ちに続いてこの日は完封勝利。すっかり本来の姿を取り戻した背番号19は、「まだまだ調子は上がると思いますし、もっと上がると信じてまだまだ投げ続けたと思います」 と頼もしく宣言した。