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2016.11.12 21:50
札幌第一サヨナラ勝ちで準決勝進出【第47回明治神宮大会—高校の部】
★9回の攻防が勝敗分ける
第2試合・2回戦
宇部鴻城 122000000=5
札幌第一 103100001x=6
【宇】早稲田、荒武—正木
【札】富樫、前田—西村
序盤から点を穫り合う試合は9回の攻防が勝敗を分けた。
宇部鴻城は1死満塁のチャンスを作るが、札幌第一の2番手左腕・前田
剛志投手(2年)の前に連続三振でチャンスを逃した。一方、その裏の札幌第一は2番・中村泰賀外野手の二塁打を皮切りに、2死二、三塁のチャンスを作ると最後は佐藤眞那人内野手(2年)がセンター前に安打を放ち、サヨナラ勝ち。準決勝進出を決めた。
札幌第一・佐藤眞那人内野手
「自分のエラーで流れを悪くしていましたし、自分にチャンスを回してくれました。みんながカバーしてくれた分カバーしようと思って打席に入りました。“練習からミスショット無し”という監督の言葉もあり、勝負強さが身につきました」
宇部鴻城・尾崎公彦監督
「9回の攻撃はスクイズも考えましたが、相手投手の球も荒れていたので。打撃戦にはしたくなかったですが、先週に終わったばかりの中国大会の疲れもあったのではないかと思います」
文・写真:高木遊