マイアミ・マーリンズのイチロー外野手が9月28日、アトランタ・ブレーブス戦の六回に代打で出場し安打を放った。代打で今季27本目の安打を記録したイチローは、メジャー最多記録に王手をかけた。

5点リードの六回に2アウトから代打に出たイチロー。91マイルの直球をライト前に弾き返して、ジョン・バンダーウォールが1995年に記録した28本のメジャー最多記録に1本差とした。さらにイチローは今季初盗塁も成功させ、メジャー17年連続盗塁をマークしている。

マーリンズの公式ツイッターはイチローのヒット数が今季50本目だったことを伝え、43歳以上の選手がシーズン50安打したのは史上6人目だとした。

イチローの活躍にファンからは、「残り3試合。代打記録も期待してます」「俊足の選手でも30を越えると盗塁数が激減する中、40過ぎても走れるのがすごい」「今季の初盗塁が出て安心した」「今季はもう盗塁ないのかと思ってたらここで決めるのか」などの声が寄せられている。

試合はジャンカルロ・スタントンの2本塁打もあり、マーリンズが7-1で勝利した。