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プロ野球

阪神が連夜のサヨナラ勝ち!代打・伊藤隼のV打で乱打戦に終止符!

9回、サヨナラ打を放ちガッツポーズで一塁へ向かう阪神の代打伊藤隼=甲子園【写真提供:共同通信社】


甲子園で行われた阪神対横浜DeNAの試合は、7対6で阪神が2試合連続となるサヨナラ勝ちを収めた。

 阪神は0勝1敗、防御率5.14のメンドーサが、横浜DeNAは9勝5敗、防御率3.34の濱口が先発。阪神は初回、福留のタイムリーで先制に成功。2回に逆転を許すが、直後にメンドーサが来日初打点を挙げる犠牲フライを放ち1点差に迫る。3回には福留の3塁打と大山のタイムリー2塁打で同点とし、さらに2死2塁から3者連続四球をもらい押し出しで勝ち越しに成功。4回には糸井が本塁打を放ちリードを広げた。

 その後、リリーフ陣が失点し、再びリードを奪われたが、8回に2四球と福留の安打で1死満塁とすると森越が押し出しの四球を選び試合を振り出しに戻す。そして迎えた9回裏、2死ながら満塁と攻めると、最後は代打・伊藤隼がライトへタイムリーを放ち、2試合連続のサヨナラ勝ち。両チーム合わせて28安打、延長ではないにも関わらず4時間13分を要した乱打戦を制して3連勝を飾った。

 敗れた横浜DeNAは、1点を追う2回に1死満塁から倉本の2点タイムリーで逆転に成功。さらに桑原のタイムリー2塁打で1点を加えたが、先発の濱口が制球に苦しんで5回途中5失点で降板。それでも6回に桑原のタイムリーで1点差とし、7回に相手の失策で同点。そして8回に柴田のプロ初本塁打で勝ち越したが、直後に同点とされ、最後は三上が捕まった。