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2017.09.01 13:30
「しんどい投球」も粘り強く抑えた秋山拓巳、阪神が月間貯金8で広島を追い上げる
阪神がまた一歩、広島の背中に近づいた。8月31日に甲子園で行われたヤクルト戦で、阪神は鳥谷敬の適時打による1点を守り1-0で勝利した。首位の広島とは5.5ゲーム差に変わっている。
●阪神、秋山拓巳が7回無失点で今季12勝目…首位広島と5.5差に縮まる
阪神は先発の秋山拓巳が力投。初回から毎回のようにランナーを出すが、要所で踏ん張り得点を与えない。打線は四回に福留孝介がヒットで出塁。大山悠輔が四球を選んで1アウト一、二塁と変わり打席には鳥谷が入る。
鳥谷は内角のカットボールをセンター前に弾き返し福留をホームに生還させた。
「先制のチャンスの打席で、少し高めに浮いてきたボールを積極的に打ちにいきました。詰まり気味でしたが抜けてくれて良かったです」
阪神は秋山が7回を7安打無失点に抑え、リリーフ陣も3人で虎の子の1点を守り切った。
お立ち台に上がった秋山は、「ずっとランナーを背負ってしんどい投球だったんですけど、粘り強くゼロで抑えることができました」とピッチング内容を振り返った。
8月を17勝9敗1分けで終えた阪神。12勝13敗2分けと足踏みした広島を追い上げる。
この試合にファンからは、「5.5ゲーム差か。こっからやな」「1点ではドキドキだったけど、やはり秋山くんは頼もしい」「ここからが本領発揮だ!」「3連投で完璧に抑えてくれたドリスの働きも大きかった」「ヒットは打たれたけど要所を締めるナイスピッチングだった」などの声が寄せられている。