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アストロズの補強戦略に、エースのカイケルは「控え目に言っても失望」


ヒューストン・アストロズの先発左腕ダラス・カイケルが、チームの補強戦略について「ガッカリしている」と語った。アストロズは青木宣親、若手有望株のテオスカー・ヘルナンデスを放出した代わりに、トロント・ブルージェイズからフランシスコ・リリアーノを獲得した。

ウェーバー公示を必要としないトレード期限ギリギリで交渉を成立させたアストロズ。だがカイケルはボルティモア・オリオールズのリリーフ左腕ザック・ブリットンら、獲得が期待された選手と契約できなかったことを残念がる。

「今シーズン終了後、残っているただひとつのチームになりたい」と語ったカイケル。「嘘はつきたくない。控え目に言っても(今夏の補強に)失望した。多くのチームがロースターを強化し、プレイオフへプッシュしていた」と他球団に比べアストロズの動きが鈍かったことを悔やんだ。

「我々にはワールドシリーズに進出するだけのチームがある。それはスプリングトレーニングからのモットーだった」と話すカイケルだが、ダルビッシュ有を獲得したロサンゼルス・ドジャースのようなインパクトを、今夏のアストロズが球界に与えられなかったのは事実だ。

カイケルのコメントにファンからは、「アストロズのシーズンは昨日で終わったようだ。彼らはなぜ今日もプレーしてるんだ?」「グレイを獲得したヤンキースとダルビッシュを獲得したドジャースがワールドシリーズを争ううだろう。アストロズが彼らを打ち負かせるとは思えない」「私に言えることは、10月はフットボールの季節ということだけだ。プレイオフは投手力だよ。せっかくの素晴らしいシーズンが無駄になった」など、同意する声が寄せられている。

ダラス・カイケル 参考画像(2015年10月11日)
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