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インタビュー

沖縄×プロ野球キャンプ最前線!県が仕掛ける満足度アップ戦略とは。【PR】

沖縄県では観光の新たな魅力の創出や拡充を図るため、スポーツツーリズムを推進している。その成果もあって現在、毎年2月になると多くのプロ野球球団が沖縄県で春季キャンプを行なっている。「沖縄=キャンプ」が定着した今年も、関係者間のさらなる連携強化、情報発信を全県的に取り組み、プロ野球キャンプ訪問観光の促進を図っている。

今回、沖縄県スポーツ振興課の島尻 拓実氏に、待ちに待った球春到来を前に「2026年プロ野球沖縄キャンプ」の“狙い”と“想い”を聞いた。

■“沖縄ならでは”の体験と魅力

――プロ野球球団の沖縄キャンプは1979年に日本ハムが名護市で投手陣のキャンプを行ったのが始まりとのことです。そこから40年以上を経て、今年はNPBの9球団が春季キャンプを行う予定です。沖縄県として、プロ野球キャンプを誘致する目的というのはどのようなものがあるのでしょうか?

「沖縄県のプロ野球キャンプの誘致・促進は長く行われてきました。目的は多くの方に沖縄に来てもらうこと。やはり観光というとゴールデンウィークや夏休みがオンシーズンで、沖縄でも夏季に多くの観光客が訪れる一方、冬季は閑散期になるという課題があります。こうした観光需要の偏りを平準化するため、スポーツ振興課としてはスポーツと観光を融合させた『スポーツツーリズム』に取り組んでいます。プロ野球キャンプの魅力を最大限に引き出せるようにしたい。より多くのプロ野球ファンに沖縄に来ていただいて、満足していただけるようにしたいと思っています」

――具体的にはどのような施策を行なっているのでしょうか?

「まずは各球団の選手たちが満足いただける環境を整備すること。ファンの方々に“沖縄ならでは”の体験をしてもらって満足度をアップしてもらうために、キャンプ地へのアクセス方法や球場近くのおすすめスポットなどの情報、それぞれの土地の魅力などの情報発信に力を入れています。初めて沖縄に来る方にもわかりやすく、どんな方でもプロ野球キャンプを楽しめるように、さらに野球に興味がない方も巻き込んでいけるような形にしたいと考えています」

――沖縄キャンプを盛り上げるために、今年新たに取り組んだものはありますか?

「プロ野球沖縄キャンプのリピーターになって欲しいとの想いから、今年のプロ野球キャンプ事業では“コアな野球ファン”にも刺さるような取り組みを行いました。その中の一つが『かりゆしユニフォーム』です。プロ野球キャンプでは球団毎にキャンプ限定グッズを製作・販売している状況ですが、沖縄県産品とのコラボグッズが少ないという課題がありました。そこで、コラボユニフォームを作ることになりました。沖縄とプロ野球キャンプのコラボグッズ販売のモデルを作ることで、今後、県内事業者が参入しやすい流れを作り、来訪客の沖縄ならではの品を購入したいというニーズに応えたいという狙いもあります」

――今年は沖縄現地でのスタンプラリーや野球居酒屋とのタイアップなど、観光とプロ野球を融合させた施策にも力を入れていますが、どのような狙いがあるのですか?

「沖縄を訪れた野球ファンの方々の“満足度”をどのようにすれば上げられるのか。そのためには球場だけでなく、周辺の様々な観光地や飲食店に訪れてもらえれば、という考えです。スタンプラリーという形であれば、インセンティブにもなりますし、楽しく地域のお店を回れます。サイン等の景品が当たるキャンペーンも行っております。キャンプ観戦後の時間も満喫いただき

――それ以外にも今年は豪華OB選手や野球好きの有名人・タレントなどを『プロ野球OBレジェンドアンバサダーズ』『プロ野球ファンアンバサダーズ』という名で起用しています。

「はい。私自身、小学生の頃から大学まで野球をやっていたのですが、野球部時代の友人などと話をしていても、沖縄でキャンプをやっているのは知っているけど、実際にそこでどんな練習だったり、どんなファンサービスだったりが行われているのかが、あまり知られていないんだなと感じています。そこで、現役時代に輝かしい活躍をし、沖縄キャンプも経験をしてきたプロ野球選手OBの方をアンバサダーに起用することで、プロ野球キャンプの魅力をより広く、深く、多くの方に波及することを期待しています。一方、『ファンアンバサダーズ』の方々には、より親しみやすい位置、ファンに近い距離から沖縄キャンプを楽しんでもらいながら、いろんな情報を発信してもらいたいと思っています。キャンプって実際どんなことをしているの? どんな風に楽しめばいいの? などの疑問に答え、より多くの方に“沖縄キャンプに行ってみたい”と思ってもらえることを期待しています」

■地元還元へ、協力体制を築いて

――「沖縄×プロ野球キャンプ」の取り組みを通じて、どのような経済効果や地域活性化を目指していますか?

「現状でもプロ野球キャンプの沖縄県全体への経済効果はかなり大きなインパクトがあります。民間の調査によると2024年が約178億円、2025年が224億円とも発表されています。ただ、割合的には宿泊や交通費が大きく、地元の人たちには、それほど多く還元されていないという課題があります。ですので、沖縄を訪れた野球ファンの方々が、球場だけではなく、いろんな体験をしていただく中で、各地域の経済をより活性化させたい。地域それぞれに魅力がありますから、そこでのグルメやお土産を今以上に充実させて、その情報をたくさん発信して、お客様の沖縄ならではの体験、満足度を向上させ、還元していければと思っています」

――県内事業者や地域との連携、協力体制も重要になってくると思います。

「はい。沖縄県と球団を受け入れる各市町村、また市町村同士の横の連携を強め、情報交換をスムーズにするための『受入市町村意見交換会』を設けて、それぞれ抱えている課題や取組への協力、連携体制の強化を図ってきました。これからも沖縄県全体で一体感を持って、沖縄キャンプを盛り上げていきたい。個人的にも今年はラミレスさんをはじめ多くのレジェンドOBや黒木芽衣さんなどファンタレントにご協力いただき、とてもうれしく思っています。県産品のコラボグッズなどは、まだまだ開拓の余地がありますので、今後さらに力を入れていきたいです」

――島尻さん自身も野球経験者だと伺いました。沖縄スポーツ振興課の仕事を行う中で感じる沖縄キャンプの魅力をどのように感じていますか?

「まず一人の野球ファンとして多くのプロ野球選手たちを間近に見ることができるのはとても興奮します。キャンプ中は選手とのファンの距離も非常に近いですし、直接サインをもらえる機会も多いですから。そして自分が小学生の頃と比べても2月の観光客というのはすごく増えているなと感じますし、プロ野球キャンプを通して沖縄が活気付いているなと感じています。今年で言うと、昨年に沖縄でU-18野球ワールドカップが開催されて、そこで活躍した高校生たちがドラフト指名されて、この沖縄の地からプロ野球選手としての第一歩を踏み出します。そして今年はWBCもあります。沖縄で“球春到来”となった日本野球が、大いに盛り上がってくれることを期待しています」

【「プロ野球沖縄キャンプ2026」プロモーション始動】
アレックス・ラミレス氏ら豪華OB選手がキャンプアンバサダーに就任。史上初、“かりゆしウェア”でつくる野球ユニフォームも誕生!

沖縄県リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000174752.html

【豪華OB選手の直筆サイン入りグッズが当たるキャンプ地周遊スタンプラリー】

参加者は各所に掲示されたポスターのQRコードを読み取りデジタルスタンプを集めることで、プロ野球OBレジェンドアンバサダーズ寄せ書きサイン入り「プロ野球沖縄キャンプかりゆしユニフォーム」など豪華サイングッズが当たる抽選に応募できます。

実施期間:2025年12月15日(月)~2026年2月28日(土)
スタンプラリーサイト
URL:https://baseballgate.jp/okinawacamp2026/stamprally/