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2022.10.02 19:36
投打噛み合い、明大が9得点をあげて法大に快勝!【ハイライト動画 10/2 秋季東京六大学野球 明治大学vs法政大学】
■明治大vs法政大2回戦
明大 002 032 011=9
法大 000 010 000=1
【明】○村田、石原、髙山-蓑尾
【法】●篠木、塙、武冨、一栁-大柿
本塁打:明大・山田陸《5回2ラン》
◎明治大・田中武宏監督
「前回同様、村田がボールを低めに集めていて大崩れすることはないということがチーム全体としてわかった。その中で、今日は11安打ですけど、それよりも6四球が大きかった。その見極め。誰ひとり、俺が俺がという気持ちにならずに、繋いで繋いでという意識が法大さんにボディーブローのように効いたと思います。(篠木投手の)球の勢い、変化球のキレがいいのは分かっていたので、どれだけ気持ち良く投げさせないかというところで、それを選手たちが実行してくれた。(開幕6連勝も)自分たちが強いとは思っていない。過去、ここから緩みが出て負けたことが何回もある。それを知っているのは僕だけですから、そのことは選手たちに言い続けたい。気の抜ける相手はいない。いつ逆の立場になるかわからない。1週空きますので、次のカードへ向けていろんな準備をしていきたい」
◎明治大・山田陸人(4年・桐光学園)
「次の打者に繋ぐということを常に心がけている。(本塁打の打席も)後ろに繋ごうという気持ちでした。打ったのはカットボールかスライダー。反応で打ちました。みんないい顔をしてやっている。ベンチに入っていない4年生も優勝したいという気持ちが強い。ベンチ外のメンバーも含めて全員で戦っていきたい」
◎明治大・村松開人(4年・静岡)
「個人的には調子は良くないんですけど、毎回、繋ぐ意識で打席に入っている。ロースコア、接戦のゲーム展開を予想していますし、1球の大事さというものを重要視している。いつどういう風に流れが変わるか分からないですし、最後のアウトを取るまでしっかり気を抜かずにやって行かないといけない。チームの優勝のために全力を注いで来ましたし、(主将として)自分がしっかりと先頭に立って引っ張っていきたいという気持ちでやっています」
◎法政大・加藤重雄監督
「きつい1敗になってしまいました。背水の陣で篠木を投入したんですが、思いのほかボールが散らばってコントロールが定まらなかった。大きな期待を寄せたんですけど、私が引っ張りすぎたということもあります。この1戦にすべてをかけてという意気込みでしたが、痛い敗戦になってしまいました。(優勝の可能性が消滅して)正直、非常に残念です。去年までと比べて今年の春は手応えがあった中で迎えた秋でしたけど、今日のような負け方をして、点差以上に痛い負けになった。ただ、明後日には立教戦がある。落ち込んでいる場合ではない。最後まで全力で、法政らしい強さを取り戻せるように頑張りたい」
◎法政大・齊藤大輝(4年・横浜)
「春4位という結果で、自分たちの中でも手応えを感じて、期待感を持った中で夏を過ごした。チームスローガンに『一心』を掲げてやってきましたけど、悔しい気持ちでいっぱいです。でもまだ3カード残っている。後輩たちにも何かを残したいですし、応援してくれるみなさんと勝ちという喜びを共有したいと思っています」