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熊田任洋の満塁弾が飛び出す!11安打6得点で早大が東大を下す!【ハイライト動画 10/2 秋季東京六大学野球 東京大学vs早稲田大学】

■東京大vs早稲田大2回戦
東大 000 000 100=1
早大 000 010 05X=6
【東】鈴木健、●松岡由、齊藤-松岡泰
【早】清水大、原、○鹿田、伊藤樹-印出
本塁打:早大・熊田《8回満塁》

◎早稲田大・小宮山悟監督
「昨日もそんな簡単にはという話はしましたけど、今日もなかなか思うような試合ができなかった。8回は2アウトからの得点。前の週で明治に2アウトからやられたことをやり返したという意味ではいい攻撃ができたと思います。ただ、序盤でもう少しうまくやっていれば点が取れたので反省ですね。投手陣は明治2回戦ぐらい素晴らしい内容だったと思いますし、ある程度リーグ戦が始まる前に想定していた感じでは進んでいる。残りのカードもしっかりとした投球を期待しています。(先発・清水大の交代は)本人から『しんどい』という申し出があった。6回79球で交代を申し出るような鍛え方しかできなかった。ピンチらしいピンチもなく、スイスイ投げているばかり思っていたが、そうではなかった。夏場の鍛え方が足りなかった。はらわたが煮えくり返っています」

◎早稲田大・熊田任洋(3年・東邦)
「(8回の満塁本塁打は)何としても追加点が欲しい場面だったので、いいところで打てて良かったです。(満塁本塁打は)公式戦では初めてです。打ったのは真っ直ぐ。とにかくつなぐことを意識して打席に入った。(スタンドに)入るとは思わなかったです。気持ち良かったです」

◎早稲田大・中川卓也(4年・大阪桐蔭)
「(5回の先制打は)前の球がスライダーでファウル。タイミングは合っていたので、次はストレートかなと思った。きっちりといい形で打てたので良かったと思います。前半を終わって1対0の時もベンチ裏では0対0のつもりでやっていくぞ、と声をかけていた。我慢の試合だったと思いますけど、先発ピッチャーの清水からしっかりとゲームを作ってくれたので、バッターもしっかりと仕事をしないといけなかった。最後の最後でそれができたという面では、課題はもちろんあるんですけど、収穫はあったと思います」

◎東京大・井手峻監督
「松岡を出したところから相手投手との勝負だと思っていた。(勝負どころでの2死球は)インサイドを攻めるということを一生懸命やっている。うまく行くときは行くんですが…。(先発の鈴木は)粘りましたね。初めてのような球速も見たし、どんどん進歩している。今日のような投球をもう1回、2回とやってもらいたい。(4日の慶大3回戦へ向けて)こちらは連投に近い投手ばかりですから、総力戦で行きたい」

◎東京大・鈴木健(3年・仙台一)
「いつもより真っ直ぐに威力があったと思いますし、インサイドにも投げ分けることができた。真っ直ぐを軸にして、真っ直ぐに見せかけた変化球でゴロを打たせることができたのがよかった。特にピンチの時にアドレナリンが出て、一番いいコースに一番速い球を投げることができた。(自己最長イニングに)これまでは3イニングが最長だったので、集中力的な疲れは感じた。体の疲れはもちろんありましたけど、それよりもメンタル的な疲れの方が印象強いです」